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2022年8月 9日 (火)

中学軟式クラブチームの大会で見た注目選手!

 7日は中学の軟式クラブチームによる「第1回SHIZUOKA RUBBER BASEBALL CLUB SUMMER CUP」を取材しました。
  近年、県内各地で続々と増える中学クラブチーム。今大会は8チームが参加しています(志太ナインBBCは2チーム参加)。

08091_20220809181801  この日の第2試合はU15フジヤマBBCが登場。静岡高の吉田優飛の弟で、中学県ナンバーワン左腕との呼び声が高い吉田遥孔(3年)に注目しました。
 吉田を見るのは約1年ぶり。以前、兄の優飛を取材した際、「弟はめちゃくちゃでデカくなっていますよ」と聞いていたのですが、実際に見たらビックリ。身長が伸びているし、全体的なシルエットが大きくなっていました。
 先発して、3回を1失点。打つ方では6回の打席で、初球をジャストミートします。打った瞬間にわかるライト方向へのライナー性のホームランでした。さらに7回、負けている場面で打席が回ってくると、ライト前に同点タイムリー。体の軸がブレず、スイングも圧倒的。そして、勝負強さも垣間見ることができました。
 
 08092_20220809181801 そのU15フジヤマBBCにタイブレークの末に勝利したのが、志太ナインBBC。創部3年目の新鋭チームです。気になったのはバッテリーです。エースの廣川理桜(3年)は漢人友也(現中京大)そっくりの体を少し捻じるフォームから低めのコースに投げる制球が持ち味。「1番キャッチャー」の増田湧仁(3年)はコンパクトなスイングでレフトオーバーの打球を放ち、肩も良かったです。

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 また、2019年に結成された清水BBCにも楽しみな選手がいました。先発した渡邉駿(3年)は角度のある球を投げ込み、ショートでセンスある動きを見せて途中からマウンドに上がった杉山心之介(3年)は柔らかいヒジの使い方に伸びしろを感じました。(編集部・栗山)

<写真/上から吉田遥孔(U15フジヤマBBC)、増田湧仁(志太ナインBBC)、杉山心之介(清水BBC)>

 

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