常葉大橘が聖隷クリストファーを下してベスト4へ!
秋季高校野球の県大会はベスト4が決まりました。
加藤学園/常葉大橘/常葉大菊川/知徳
常葉大橘は延長12回に及ぶ大激闘の末に聖隷クリストファーを下しました。
3点を追いかける6回に4連打で2点を返すと、8回には5番・山本修杜(2年)のタイムリーで同点に。その後、9回、10回は聖隷クリストファーの好守に阻まれて得点を挙げることができませんでしたが、12回に6番・木下瑞貴(1年)のタイムリーで勝ち越しました。 延長12回を一人で投げ抜く力投を見せたのがエース左腕の杉田洋大(2年)です。前半こそ、聖隷クリストファー打線に打ちこまれましたが、「途中から自分のリズムを意識した」とテンポを変えて6回以降は無失点。身長180センチから投げ下ろす武器のクロスファイヤーが決まりだすと、波に乗っていきました。
清水三中時代は「富士シニア」でプレー。当時は控え投手で、「3番手か4番手でした」と話します。高校入学直前に身長が6センチほどアップ。入学後、本格派左腕として急成長し、最速は134キロまで伸びています。東海大会まであと1勝。「まずは東海切符を掴んで、センバツにいきたいです」と、試合後は疲れを見せず、笑顔で意気込みを語ってくれました。
一方の聖隷クリストファーは、粘り強く守り抜く「らしさ」を存分に発揮。足を使ってくる常葉大橘に対し、外野手が3度、本塁で封殺するなど、ここ一番でのハートの強さは見事でした。(編集部・栗山)
<写真/最後の打者を打ち取って喜びのガッツポーズを作る杉田洋大(常葉大橘)>
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