最速140キロ右腕・佐山蒼空(静清)が10奪三振完投!
高校野球の秋季県大会が本日、開幕しました。
清水庵原球場では、夏準優勝の静清が韮山を9対2(7回コールド)で下した。
静清の新エースは佐山蒼空。中部地区大会で140キロを計測した本格派右腕です。立ち上がりの2回、3回に1点ずつ失ったものの、「自分のペースで投げることを心掛けた」と、4回からは本来のテンポのいい投球で無失点に抑えました。7回を投げて10奪三振。低めに伸びるストレートは威力があり、三振の山を築きました。
中学時代は滋賀県の「守山シニア」に所属。中学2年時には「大津瀬田ボーイズ」と対戦し、今夏の甲子園を沸かせた山田陽翔(近江)を抑えた経験も。その後、山田と連絡を取り合う仲になり、秋の県大会の1週間前には「お前の真っすぐだったら抑えられる。頑張れ」と心強いエールをもらったそうです。「山田さんのように投げるだけでなく、打っても活躍したい」と話す佐山。8番打者ながら、今日はレフトオーバーのタイムリー二塁打も放ちました。
次戦は来秋のドラフト候補に挙がる鈴木叶を擁する常葉大菊川と対戦。東海大会優勝、センバツ出場という目標を掲げる静清にとって、大きな山を迎えます。佐山は「鈴木選手を警戒して、丁寧な投球をしていきたいです」と気持ちを高めていました。(編集部・栗山)
<写真/佐山蒼空(静清)>
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