【中遠大会】掛川西が優勝!
中遠大会の準決勝、決勝が30日に掛川工グランドで行われ、掛川西が昨年に続いて優勝しました。
★10月30日 中遠大会 掛川工グランド
<準決勝>
掛川西 13-6 小笠(8回コールド)
掛川東 5-2 袋井商
<決勝>
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
掛川西 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 10 |
掛川東 | 1 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 8 |
決勝戦は掛川西と掛川東の「掛川対決」となりました。試合は両者一歩も引かず、公式戦並みの白熱した展開で試合が進みます。
掛川西は5回に「3番レフト」の山本真広(2年)が準決勝に続き、本塁打を放ってリードを広げていきます。秋の大会は控え投手だった山本。打撃が覚醒しているようで、柔らかいテークバックからのミート力が光っていました。
そして、6回からは榛葉翔貴(2年)がマウンドへ。午前中の準決勝では先発するも、立ち上がりに5安打を浴びて1回持たずに降板。「悔しかった。仲間が決勝に繋いでくれたので気持ちが入った」と気迫を前面に出しながら、最後 まで投げ抜きました。
秋の公式戦は外野手として出場した榛葉。県大会後から本格的に投手となり、急成長しています。「来年は140キロを出して、エースナンバーを獲りたいです」と意気込んでいました。
一方、掛川東で注目したのは、センターで先発し、途中からマウンドに上がった川田篤弥(2年)。先日、139キロをマークしたという速球派右腕です。体全体を使った豪快なフォーム。世古雄馬監督によると、この日は力が入りすぎ、本調子ではないということでしたが、そ れでも強いストレートで空振りを奪っていきます。まだ粗削りだけに、高校から先のレベルであと球速が10キロ上積みが期待できます。
ちなみに、掛川西・榛葉と掛川東・川田は掛川北中時代に一緒にプレーした間柄。当時は2人で投手とセンターを交代し合っていたそうです。2人のライバル心剥き出しの投げ合いは面白かったです!(編集部・栗山)
<写真上から山本真広、榛葉翔貴(掛川西)、川田篤弥(掛川東)>