静岡市内大会が開幕しました!
秋季東海大会準決勝の「静岡対決」は常葉大菊川が勝利。センバツ出場に大きく前進しました。
その裏で2年ぶりの開催となる静岡市高等学校野球大会が開幕しました。今年は16チームが参加。来年を占う意味で貴重な大会になります。
<29日・清水庵原球場>
科学技術 12-10 清水東
静岡市立 4-0 静岡東
静岡商 6-4 静岡学園
第1試合は科学技術が9回表に2死から逆転して、12対10で勝利しました。この試合で気になったのは科学技術の「6番ライト」で出場した髙橋琳太朗(2年)。左投げの外野手。イニング間のキャッチボールを見た瞬間、腕の使い方の柔らかさに一目惚れしました。今日はマウンドに上がる機会はありませんでしたが、森田重成監督によると、チームで一番速い球を投げるとのこと。打席でも軸がしっかりとしていて、きれいに弾き返します。身長も177センチとサイズもあり。楽しみな逸材を発見しました。
第2試合は静岡市立の長坂洸輔(2年)が7回無失点の好投を見せました。序盤から何度もピンチを作りながら、要所でフォークを使って相手打線を抑えました。今秋は県大会の掛川西戦で先発するも3回3失点で降板。「悔しかった」と市内大会に照準を絞り、フォークを高さ・コースに投げ分けることができるまで精度を上げてきたそうです。
祖父の長坂衛氏は同校OBで元プロ野球選手。その遺伝子を受け継ぐ右腕は「優勝を狙っています」と、次戦以降も思い切り腕を振って宝刀の魔球で勝負していきます。
続く第3試合は静岡学園の注目選手・岡村シルバー魁斗(2年)が「4番ピッチャー」で出場。今日は安打こそ出ませんでしたが、第1打席で放ったもの凄い滞空時間の長いセンターフライにポテンシャルの高さを感じました!(編集部・栗山)
<写真上/投打で楽しみな髙橋琳太朗(科学技術)>
<写真下/宝刀・フォークを武器に好投した長坂洸輔(静岡市立)>
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