漢人vs徳久の「静岡対決」を見てきました!
15日は愛知大学野球リーグへ。中京大・漢人友也(常葉大菊川出身/4年)がドラフト前、最後の登板になる可能性があり、パロマ瑞穂野球場に行ってきました。
先発した漢人は2回に1点を失うと、4回には3失点。常に走者を置きながら苦しい投球で、5回を投げて4失点という結果でした。「粘り切ることができなかった」と反省。それでも、5回2死の場面ではキャッチャーミットに向かって糸を引くような漢人独特の球筋の快速球で空振り三振を奪ってピンチを切り抜けました。
今秋は開幕から連勝をマーク。現在、奪三振37はリーグトップの数字です。最後の最後で本領を発揮し、プロ志望届も提出。複数の球団から調査書が届いています。4年間指導してきた中京大の菊地啓太コーチも、「まだまだ漢人はこれからです」と、その伸びしろに太鼓判を押す逸材。20日に迫るドラフト会議は指名を信じて待ちます。
この試合、中京大打線を封じたのが愛知東邦大の徳久遼(浜松湖北出身/3年)。高校時代から注目してきたサウスポーです。5回までパーフェクトに抑える完ぺきな投球。大学で140キロに到達したという勢いのあるストレートがコーナーに決まり、緩いカーブなどの多彩な変化球も織り交ぜて打者を翻弄。6回に1点を失いましたが、集中力を切らすことなく最後まで投げ切って完投勝利を飾りました。
ドラフト上位候補の澤井廉に対しても真っ向勝負を挑み、4打数1安打に。フライアウト3つは立派です。試合後は「1勝をとれてよかったです。優勝を争っているチーム相手に、いい経験になりました」と清々しい表情を浮かべていました。(編集部・栗山)
<写真上/ドラフト指名を待つ漢人友也(中京大)>
<写真下/中京大相手に完投勝利を飾った徳久遼(愛知東邦大)>
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