島田ボーイズが2年ぶりに春の全国へ
ボーイズリーグの春季全国大会県支部予選の準決勝、3位決定戦、決勝戦が27日に草薙球場で行われました。島田ボーイズが2年ぶりに優勝。来年3月開催の全国大会出場を決めました。
<準決勝>
島田ボーイズ 9-3 磐田ボーイズ
菊川ボーイズ 3-1 浜松北ボーイズ
<3位決定戦>
浜松北ボーイズ 6‐1 磐田ボーイズ
<決勝戦>
島田ボーイズ 7-3 菊川ボーイズ
決勝戦は島田ボーイズと菊川ボーイズのカードとなりました。先制したのは菊川ボーイズ。初回に1死満塁から5番・國川翔輝の走者一掃のタイムリーで3点を挙げます。一方の島田ボーイズは4回に反撃。6番・鈴木迅のタイムリー二塁打などで一挙4点を奪って逆転すると、5回にも3点を追加します。このリードを4回からマウンドに上がった鈴木迅が守り抜きました。
この日の4試合。左の好投手たちが目につきました。菊川ボーイズは学童時代から注目された矢部侑が準決勝で1失点完投勝利。手足が長く高身長。中学2年生の時点ならそれだけで十分に魅力ですが、さらに体全体の柔らかさが半端ないです。球速以上に速さを感じるストレートと曲がり幅のあるスライダーとの組み立てで安定感がありました。
3位決定戦で好投したのが松下歩叶(浜松北ボーイズ)。腕の振りが良く、カーブとのコンビネーションが良かったです。細身で大きな伸びしろを秘める見原悠斗(島田ボーイズ)、バランスのいいフォームに惹かれる鈴木颯真(菊川ボーイズ)も今後注目されそうなサウスポーです。(編集部・栗山)
<写真/上から全国大会出場を決めてガッツポーズを作る島田ボーイズナイン、決勝戦で躍動した鈴木迅(島田ボーイズ)、準決勝で快投を見せた矢部侑(菊川ボーイズ)>