オータムフレッシュリーグで見つけた光る原石
昨日、閉幕した「第5回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」。昨日の草薙球場の最終戦、慶応義塾大対静岡大で楽しみな原石を発見しました。
静岡大の4番手で6回から登板した崎浜智也(2年)。投球練習から身体能力の高さが伺える躍動感たっぷりのフォームに目が釘付けとなりました。
慶応義塾大の3番打者、4番打者からいきなり空振り三振を奪うと、打者6人に対して3奪三振。2回を投げて一人の走者も許しませんでした。「高山(慎弘)監督から『バックネットにあてるくらい思い切って投げてこい』と言われ、それが実践できました」。テークバックで左足が大きく上がり、まさに長い腕がぶっ飛びそうなくらい強く振れていました。
那覇国際(沖縄)時代は目立った成績はなく、ストレートの球速も130キロ程度。大学入学後、3学年上の石田雄大 (現西濃運輸)、井手駿 (現東京ガス)と出会って一緒にトレーニングを重ね、少しずつ球速がアップしてきたとのこと。昨日は自己最速の137キロを計測しました。「来年はリーグ戦で登板して140キロを出したいです」と話す崎浜。もう少し体が出来てくれば、140キロどころか、145キロ、150キロ…もっともっと速くなるイメージが沸きます。ストレートはホップするような球質。タテのカーブも秀逸です。オータムリーグで掴んだ自信を財産に、来年は覚醒してほしいです。(編集部・栗山)
<写真/慶応義塾大打線を2回無安打に抑えた崎浜智也(静岡大)>
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コメント
東都大学野球3部に昇格した成蹊大学はキャプテンとエースが浜松市天竜区出身。取材して下さい。
投稿: 浜松市民 | 2023年2月10日 (金) 17時08分
高井投手と杉原選手ですね。
注目していきたいと思います。
ありがとうございます。
投稿: 「静岡高校野球」編集部 | 2023年2月10日 (金) 17時17分