明治大・髙須大雅がフレッシュトーナメント決勝で勝ち投手に!
昨日は東京六大学の秋季フレッシュトーナメントを見てきました。決勝は明治大と立教大のカード。明治大は7日の初戦、慶應義塾大戦で静岡高出身の髙須大雅がデビューしていました。
決勝戦の髙須はベンチからのスタート。試合前のノックから他の選手より頭一つ抜けていて、どこにいても目立っていました。(現在の身長は192センチ!) 試合の中盤からブルペン入り。キャッチボールやロングスローから状態の良さが伺えました。高校3年時は甲子園に出場しましたが、彼の実力からしたら「こんなもんじゃない」と思っていました。
当時はフォームのバランスを崩していた印象ですが、今はテークバックからリリースにかけて腕の振りがスムーズになり、それにともなって体重移動かしっかりとできるようになっていました。
「髙須」の名前が明治神宮球場にコールされたのは7回一死満塁の場面。最初の打者はいきなり得意のフォークで三振。その後、タイムリーなどで同点とされましたが、8回、9回は圧巻の投球を披露します。 ストレートの球速はほぼ140キロ台。最速で146キロを計測します。しかも、球が前で離せるようになり、低めにビュンビュンと伸びています。
2回2/3を投げて許した安打は1本のみ。打者9人に対して5三振を奪いました。白星をマークして、優勝投手に。1年間でこんなにも変わるのかと驚いたとともに、今後にかなり期待が持てる内容でした。
また、3位4位決定戦では髙須と同じ、静岡高出身の臼井捷翔(東京大)が4回の守備から三塁に入りました。
6回に回ってきた初打席。カウント2ボール1ストライクから、中堅前に弾き返しました。その後、三塁まで進み、バッテリーミスの間に本塁に生還。東京大にとって、この日の初得点に、臼井は吠えながら嬉しそうにベンチに戻っていきました。
2浪の末にだどりついた明治神宮球場。野球ができる喜びに溢れている感じで、ハツラツとプレーが印象に残りました。
高須、臼井ともに、今月18日からの「第5回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」に出場予定です。思い出の地で、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです!(編集部・栗山)
<写真上/勝ち投手となった髙須大雅(明治大)>
<写真中/最後の打者を打ち取り、明治大のナインとともに喜ぶ髙須>
<写真下/安打を放ち、本塁まで生還した臼井捷翔(東京大)>
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