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2023年2月23日 (木)

【静岡県中学選抜野球大会】曳馬中・古岡都暉が投打で活躍!

 「しんきんカップ静岡県中学選抜野球大会」の2日目。今日は焼津球場で3試合を取材しました。
02231  一番のお目当ては第3試合で登場した豊田南中の183センチ左腕・柴田侑風です。下級生時から噂で耳にしていたのですが、実際に見るのは今日が初めて。投球練習から目が釘付けとなりました。3回まで走者を出しながらも無失点に。「ここぞ」の場面で投げる力強いストレートにゾクゾクとしました。 体格の良さはもちろん、魅力は腕のしなり。4回にバランスを崩したようで、4四球を許して降板しましたが、これだけのスケール感のある選手はなかなかお目にかかることはできないです。
02232  その豊田南中を破って2回戦に駒を進めたのが対島・門野中。1年生エースの田代一朗
7回途中まで無失点の好投を見せました。永田守人監督が「体の使い方が上手く抜群の野球センスがある」と評する右腕。バランスのいいフォームから、カーブ、チェンジアップを絡ませながら、上手く相手を抑えていました。今の身長は相手の柴田より、30センチ以上も低い148センチ。これから大きくなっていったときに、どんな選手になるのか楽しみです。試合後は「次もチームが勝てるピッチングをしたい」と頼もしかったです。

02233  第2試合は曳馬中の古岡都暉が投打で活躍しました。初回は少し制球に苦しみましたが、2回から「リリースポイントを修正した」とほぼ完ぺきな投球で4回を無安打。スリークオーター気味の角度からの伸びのあるストレートが印象的でした。
打っては2回に先制のランニング本塁打を放ちました。
 父の基紀氏は京都成章時代にセンバツで準優勝。中央大、ヤマハでも活躍したレジェンドです。家では下半身を使い方について助言を受けているそうで、右と左で違いますが、父譲りの躍動感のあるフォームでした。体の線が細く、これからまだまだ伸びていきそうです。
 また、第1試合では三島南・錦田中の左腕・土屋壮平が東海大静岡翔洋中打線を苦しめました。初回に県屈指の強打者・伏見響にセンター前安打を浴びるも、そこから三者連続三振。低い重心から浮き上がるようなストレートを投げ込んでいました。敗れはしましたが、これからの成長を見守っていきたい選手です。

<写真/上から柴田侑風(豊田南中)、田代一朗(対島・門野中 )、 古岡都暉(曳馬中)>

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