山梨学院・若松奏弥が皇學館大で飛躍を誓う!
先日、静岡市出身で「富士シニア」でプレーした若松奏弥に会ってきました。
中学時代に東京ドームで132キロを計測して注目を浴び、「小さい頃からの夢だった甲子園への思いが強かった」と山梨学院に入学。ただ、1学年で投手が10人以上いたという層の厚さに加え、右肩の故障に苦しみ、公式戦では登板する機会がありませんでした。それでも3年春のセンバツではベンチ入り。「高校で投げることはできませんでしたが、野球の細かさを学び、甲子園を経験できたことは自分の野球人生においてプラスになると思います」と後悔はありません。
3年夏の引退後は上のステージに向けて、もう一度、フォームをじっくりと見つめ直してきたそうです。進学先は三重リーグに所属する皇學館大。「チームメートだった榎谷(礼央)や山田(悠希)に負けなくないです」と同じ静岡県出身選手でライバルとしてしのぎを削った2人と、全国の舞台で勝負できる日を夢見ています。「コントロールは自信があるので、ゲームを作るピッチャーになることはもちろん、球速を150キロまで上げていきたいです」。目標は全国大会に出場し、4年後のプロ入り。自らの可能性を信じ、今度は伊勢の地で腕を磨きます。
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◆若松奏弥(わかまつ・そうや)
2004年12月26日生まれ、静岡県静岡市出身。「入江スワローズ野球スポーツ少年団」で野球を始め、清水第八中時代は「富士シニア」に在籍。3年時には南関東選抜に選ばれた。山梨学院大では3年春のセンバツでベンチ入り。卒業後は皇學館大に進学する。175cm76cm、右投右打。
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