三島北・澤侑利が東海大静岡キャンパスへ!
![]() 夏の大会で好投した澤 |
昨夏の県大会で初戦から準々決勝までの5試合を一人で投げ抜き、三島北を創部初のベスト8に導いた澤侑利。進学先は東海大静岡キャンパスに決まりました。明日11日の入寮を前に意気込みを伺ってきました。
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三島北は自校での練習スペースが限られています。その中で澤は高校入学後、白鳥真利前監督が手作りで作ったというブルペンで制球を磨いてきました。「この限られている環境の中で、自分で考えてやる力がつきました」。ブルペンでの投げ込みは5球のうち、「ボール2つ分外れることはオッケー」として、4球までを狙ったところに収めることを自分に課してきたそうです。それを黙々と繰り返すことで、抜群の制球力を身につけ、最後の夏の活躍につなげました。
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夏の大会後は体重が7キロアップ。東京六大学リーグやプロ野球の試合を見る中で、自分に足りないのは体力面だと考え、筋力トレーニングと食事に力を注いだとのこと。半年間で下半身を中心に一回り大きくなった印象です。「今までは技巧派と言われてきましたが、今度は本格派と言われたいです」。
数日前にキャッチボールしたところ、「軽く投げても球が走っている感覚があった」と、手応えを感じている様子。高校の最速131キロから、「大学では150キロを目指します」と力強い宣言も聞くことができました。
三島北の小林和樹監督も「まだこれから伸びる」と期待する左腕。進学する東海大静岡キャンパスは、同じ左腕の宮原駿介(2年)が昨年147キロをマークしています。澤も可能性は十分。もちろん球速だけでなく、持ち味のコントロールを生かして勝てる投球を目指していきます。「大学野球と言えば神宮だと思うので、そこで投げて完封したいです」。「公立校の星」と呼ばれた左腕のデビューが今から楽しみです!(編集部・栗山)
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◆澤侑利(さわ・ゆきと)
2004年9月8日生まれ、静岡県御殿場市出身。小学2年時に「神山少年野球クラブ」で野球を始める。富士岡中時代は「沼津ヤング」に所属。高校1年夏からベンチ入り。3年夏はエースでベスト8進出に貢献した。174cm72kg、左投左打。
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