【浜松南シニア】本格派左腕・佐藤を擁して全国の頂点へ!
センバツ高校野球が本日、開幕します。その同じ関西地区では、3月26日から「シニア全国選抜野球大会」(大阪で開催)も始まります。静岡裾野シニアとともに出場する浜松南シニアを取材しました。
今年の浜松南シニアの注目はエース左腕・佐藤大介です。身長179センチ。ムチのように腕がしなり、キレのあるストレートを投げ込みます。魅力は右打者の内角に食い込むクロスファイヤー。角度があって、対角線に伸びてきます。
リトル時代から名前の知られた本格派。しかし、昨秋はヒジの故障の影響で思うような投球ができず。それだけに、今大会にかける思いは強いようです。冬の期間はインナーマッスルを鍛えると同時に、シャドーピッチングで体の開きを抑えたフォーム作りに励んだとのこと。体重も5キロアップし、現在は65キロ。昨年までは上半身に頼るフォームでしたが、「下半身で粘ることができるようになり、ストレートがキレるようなりました」と本人も成長を肌で感じている様子。故障も完治し、今大会で一気にブレークの期待がかかります。
一方で攻撃陣は機動力を絡めながら得点を奪っていきます。鈴木彰宏監督のもと、冬の期間で細かいプレーの精度を上げ、勝負強いチームに仕上がってきています。
今大会は勝ち上がると、3回戦で優勝候補の静岡裾野シニアと対戦する可能性も。河原一樹主将は「打倒、裾野シニアでやっています」と力を込めます。昨秋、敗れた相手にリベンジし、目標の日本一へ。「みんなで一つになって戦っていく」のスローガンのもと、全国の頂点を目指していきます。(編集部・栗山)
※甲子園に出場する常葉大菊川の鈴木叶、岩崎匠悟、鈴木徠空の3選手は同シニアOB。年末年始にグランドに来てくれたそうで、河原主将は「先輩たちの活躍は刺激になっています」と話していました!
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浜松南シニア
投稿: | 2023年5月29日 (月) 13時19分