シニア注目の2投手をチェックしてきました!
土曜日、日曜日はシニアで気になっていた東部地区の2投手を見てきました。
まず、土曜日は三島市の御園グランドでの春季大会敗者復活戦へ。お目当ては三島シニアの右腕・佐古大輝。先発して4回を2失点に抑えると、5回は捕手に回り、再びマウンドに上がった6回と7回は無失点で勝利に導きました。球に力のあるパワーピッチャー。身長170センチ体重71キロの堂々とした体格から力のあるストレートを投げ込んでいました。「将来性があって大きく育てていきたい」と影山裕計監督。一番驚いたのは5回にマスクをかぶった際のスローイング。二塁ベースに向かって球が垂れることなくズドンというイメージで到達。地肩の強さを見せてくれました。
そして、昨日は伊東シニアの左腕・黒岩奏翔をチェックしました。春季大会の初戦で、全国屈指の打線を誇る静岡裾野シニア7回を無失点に抑えたという噂の左腕です。
この日は焼津シニアとの練習試合。2回に3点を失いますが、そこからエンジン全開。3回から7回は被安打2の好投でした。初速と終速の差を感じない伸びのあるストレート。打者は分かっていても空振りしてしまう威力があります。しかもスライダー、カーブ、チェンジアップの変化球を投げる際に腕の振りが変わらず。「このコンビネーションが静岡裾野シニアを苦しめたんだ」と納得しました。投げっぷりが良い上に、制球力があるので、安心して見ることができる投手です。
現在、団員10名で活動している伊東シニア。人数こそ少ないものの、穐山雅史監督のもと、よく鍛えられ、一人ひとりの能力が高かったです。「1番ショート」の山崎拳慎は走攻守で野球センスが溢れ、捕手・佐藤充憲の強肩ぶりも目を引きました。2試合目で先発した原悠翔は力感がないフォームから角度のあるストレートを投げる本格派タイプ。いずれも、高校での活躍が今から楽しみです!(編集部・栗山)
<写真上/佐古大輝(三島シニア)>
<写真下/黒岩奏翔 (伊東シニア)>
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