【春季高校野球西部大会】磐田東の剛腕・寺田光が8回パーフェクト達成!
本日の高校野球春季大会。磐田東の新2年生右腕・寺田光が8回参考ながら完全試合を達成しました。浜松東相手に初回は三者連続三振でスタート。2回以降もストレート中心の投球で三振の山を築き、奪った三振は14個。一人の走者も許すことがなく、チームのコールド勝ちに貢献しました。6回くらいから完全試合を意識したという寺田。山本幸司監督は6回で代える予定も、本人が「投げたいです」と直訴。「真っすぐで抑えることができて自信になりました」と嬉しそうな表情を浮かべていました。
身長184センチ体重103キロの剛腕型投手。今日の投球で驚いたのは制球力の良さでした。どうしても大型だと制球を乱すことがありますが、寺田の場合はストライク先行でさっと打者を追い込んでいきます。上半身と下半身が噛み合ったフォームのバランスの良さが秀逸で、常に一定の球を投げることができています。
それでも、まだまだ未完成の投手。山本幸司監督によると、体の大きさこそありますが、芯の強さが備わっていないとのこと。冬場のウエイトトレーニングでは、あえて他の選手よりも軽い負荷をかけて土台作りを行ってきたそうです。
この日、寺田の背番号は16で、これはWBCでの大谷翔平(エンゼルス)の活躍にあやかって、山本監督が渡したとのこと。気になる球速ですが、計測する機会が少なく、昨年秋の135キロが最速の数字として残っています。「3年夏までに140キロ台後半を出してプロにいきたいです」と目標は明確。大谷のようにスケール感を持った大器の成長を今後も見守っていきたいです。(編集部・栗山)
<写真上/バランスのいいフォームから力強い球を投げ込む>
<写真下/参考ながら完全試合を達成して笑顔の寺田光>
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