静岡を沸かせた稲垣&久保田が同じチームでプレー!
いよいよ明日は夏の高校野球の抽選会となります。どんな組み合わせになるのか、今からドキドキしています。
そんな静岡の夏をかつて沸かせた2投手が今、「浜松いわた信用金庫 」でプレーしているということで、今日は軟式の「天皇賜杯第78回全日本軟式野球ENEOSトーナメント静岡県大会」を見てきました。
袋井出身の稲垣淳之介と藤枝明誠出身の久保田蒼布。稲垣は2016年の県準優勝投手、久保田は2017年の県優勝投手で、ともに『静岡高校野球』の「監督が選ぶベストプレーヤー」第1位を獲得しています。
今日の3回戦。久保田が「良工舎山本鋼業株式会社」を相手に2失点完投勝利を飾りました。専修大卒業後、関東の企業に就職しましたが、「もう一度野球をやりたくて」と、地元に戻って今年4月に入社したばかり。久保田と言えば、サイドスローのイメージがありますが、今は本人曰くスリークオーターの位置。ほぼオーバーといってもいいと思います。ブランクをものともせず、今日が入社初となる完投。軟式のボールにも馴染めているそうで、今後の活躍が楽しみです。
一方の稲垣は肩痛のために野手に専念。3回戦に続いて行われた4回戦は途中から一塁の守備につきました。AGCテクノグラスに対し、3対1で迎えた9回裏に3点を失ってサヨナラ負け。自らの失策が絡んでの負けに、試合後は悔しそうな表情を浮かべていました。ケガを治し、今度は投げる姿を見たいです。
「浜松いわた信用金庫」は今年、浜松工時代にスラッガーとして鳴らした深津優心も中央大を経て入社。4番打者として元気な姿を見せてくれました。(編集部・栗山)
<写真上/左から久保田蒼布、稲垣淳之介(浜松いわた信用金庫)>
<写真下/深津優心(浜松いわた信用金庫)>
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