【高校野球静岡大会】浜松開誠館が春夏通じて初の甲子園へ!
夏の静岡大会決勝戦。浜松開誠館と東海大静岡翔洋が対戦しました。
★7月29日 全国高校野球静岡大会 決勝戦 草薙球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
浜松開誠館 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 12 |
東海大静岡翔洋 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 8 |
(浜)近藤-新妻
(東)小根澤、甘田、牧野、松永、牧野-米倉
▽二塁打=深谷、近藤、吉松、新妻、加藤(浜)牧野、松本、茂谷(東)
浜松開誠館は初回に5番・加藤蔵乃介のタイムリーで先制すると、2回にも1番・深谷哲平のタイムリーで加点します。今大会初先発となったプロ注目の近藤愛斗は140キロ台前半から中盤のストレートでグイグイと押していく投球。3回を被安打1で無失点に抑えます。すると味方打線が4回に一挙4点を追加。試合を優位に進めます。一方の東海大静岡翔洋は4回裏に反撃。4本の安打を集中して3点を返します。さらに終盤にも粘りを見せましたが及ばす。浜松開誠館が一度も追いつかれることなく振り切り、初優勝を飾りました。
浜松開誠館の近藤は146キロを計測。「今日の試合はストレートで押していくというテーマでやりました。初回から押していこうと思いました」。7回に1点を失うと、佐野心監督から「8回以降に1点取られたら代わるぞ」という指示があったそうですが、「投げ切りたいという思いがあった」と首を振って続投を志願。14安打12点を許しましたが、最後はエースのプライドで完投しました。
<写真上/初優勝を喜ぶ浜松開誠館ナイン>
<写真下/最後の打者を打ち取り、ガッツポーズを作る近藤愛斗(浜松開誠館)>