浜松開誠館が創部初の夏ベスト8進出!
高校野球の静岡大会は8強が出そろいました!
加藤学園/藤枝明誠/掛川西/浜松開誠館/常葉大菊川/東海大静岡翔洋/聖隷クリストファー/日大三島
本日の4回戦。浜松球場では浜松開誠館が浜松商を下し、創部初の夏ベスト8進出を決めました(2020年の代替大会は除く)。
初回に2死から3番・新妻恭介がセンター前で出塁します。続く4番・本多駿は5球目を強振。打球はライトポール際に向かう大飛球となりますが、わずかにファウルとなります。ここで意識を変え、「タイミングが早かったので修正してセンター方向に打とう思いました」。続く外角のストレートを思い通りにセンターの後方に弾き返し、先制点を叩き出しました。さらに本多は続く第2打席でレフト前安打、第3打席でライト前へ。計3安打の活躍で勝利に貢献しました。「点を取るのが自分の役割」と話す本多。「次も勝つことだけを目指していく」と甲子園出場に向けて淡々と前だけを向いていました。 投げては2年生左腕の松井隆聖が好投を見せました。「テンポよく低めに集めることができた」と、走者がいないときは打者に考えるスキを与えないほどの投球間隔の速さで翻弄。キレのあるストレートに加えて、スライダーも冴え渡っていました。練習試合を含めて、高校入学後、初の完封勝利。準々決勝以降を考えると、プロ注目のエース右腕・近藤愛斗を温存できたことは浜松開誠館にとってプラスになりそうです。(編集部・栗山)
<写真上/先制タイムリーを放ち、ベンチに向けてガッツポーズを作る本多駿(浜松開誠館)>
<写真下/完封を飾った松井隆聖(浜松開誠館)>
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