浜松開誠館、東海大静岡翔洋が決勝進出!
夏の静岡大会は準決勝2試合が行われました。
浜松開誠館 7-6 藤枝明誠
東海大静岡翔洋 5-3 日大三島
第1試合は浜松開誠館が藤枝明誠にサヨナラ勝ち。初の決勝進出を果たしました。前半に5点のリードを奪うも、藤枝明誠の粘りの前に8回に逆転を許します。それでも9回裏、満塁から4番・新妻恭介がライト前タイムリーを放って激闘に終止符を打ちました。
藤枝明誠は今大会、投打で大活躍の寺下颯真が3回から気迫の投球を見せましたが、あと一歩及びませんでした。「前の試合も、今日も力以上のものを出してくれた」と選手を労う光岡孝監督。寺下は「悔しい気持ちよりも、今はやり切った思いが強いです」と清らかに球場を後にしました。
続く第2試合は、東海大静岡翔洋が前年王者の日大三島を下しました。今大会、好調の打線は今日も4番・米倉輝を中心に計18安打を放つ猛攻。投げては2番手の松永郁己が5回を無失点に抑える好投を見せました。2年ぶりの決勝進出。米倉は「チームのみんなでつないで必ず甲子園に行きます」と気持ちを高ぶらせていました。
一方、2年連続の甲子園を目指した日大三島ナイン。試合後は選手の悔し涙が止まりませんでした。今年は7度も強化練習をこなして夏に臨んできたとのこと。永田裕治監督は「秋にコールド負けのチームがよく信じてここまでついてきてくれた」と選手の成長した姿に目を細めていました。(編集部・栗山)
<写真上/サヨナラ打を放った浜松開誠館の新妻恭介(右から2番目)>
<写真下/最後の打者を打ち取ってガッツポーズを作る東海大静岡翔洋の松永郁己>
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