御殿場南が49年ぶりの4回戦進出!
高校野球の静岡大会は今日から3回戦。愛鷹球場の第2試合は御殿場南と小山が対戦しました。
試合は御殿場南の長澤煌介、小山の髙橋健斗、両エースの投げ合いで試合が進みます。0対0で迎えた6回、均衡を破ったのは御殿場南でした。2番・中橋由裕のタイムリーで1点を先制します。さらに7回にも1点を追加。御殿場南が2点のリードを奪います。一方の小山は8回に反撃します。2番・髙橋翔が二塁打を放つと、続く3番・髙木翔太の放った打球がレフトポールに直撃。一振りで同点とします。それでも御殿場南ナインは気持ちを切らすことなく、直後の9回表、1死二塁から途中出場の土屋朝陽のタイムリーで勝ち越し。その裏を長澤が3人で抑えて、歓喜の瞬間を迎えました。
御殿場南の4回戦進出は1974年以来となり、なんと49年ぶり。夏3勝は創部初となります。この快進撃に学校や地域も盛り上がっているとのこと。学校側の配慮があり、今日は本来4限目までの授業を2限目で終了。約200人の生徒が愛鷹球場に集結して野球部を応援したそうです。
決勝のホームを踏んだ主将の横田雅也は「たくさんの思いを背負って長く野球ができています。次も勢いに乗ってできることを精いっぱいやりたいです」と頼もしい表情を見せてくれました。次戦はシード校の藤枝明誠と対戦。どんな戦いになるのか楽しみです。(編集部・栗山)
<写真上/9回裏、最後の打者を抑えて渾身のガッツポーズを作るエースの長澤煌介(御殿場南)>
<写真下/応援席に挨拶に向かう御殿場南ナイン>
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