【秋季高校野球】島田商&榛原が県切符獲得!
島田球場では島田商と榛原が県大会出場を決めました!
<島田球場・県代表決定戦>
島田商 9-7 東海大静岡翔洋
榛原 14-12 清水桜が丘
雨の影響で2時間の中断を挟み、4時間58分の激闘となった第1試合。延長10回タイブレークの末に勝ったのは島田商でした。
試合は一進一退を繰り返す展開。島田商は3点を先制するも、東海大静岡翔洋はすぐに同点に追いつきます。その後も島田商が勝ち越せば、すぐに東海大静岡翔洋が反撃。それでも最後は島田商が延長10回に2点を勝ち越し、その裏は2番手の小澤弘真が無失点に抑えました。 この日、島田商の打線で光ったのが4安打を放った1番打者・鈴木照季です。兄(楓季氏)も島田商でプレーして、2018年の準優勝メンバー。その影響で島田商に進学。この秋から遊撃手のレギュラーとして出場しています。
「今日は絶対に塁に出てやろうという気持ちで打席に立った」と鈴木。腕の使い方が上手く、コンパクトに振り抜いて1打席にセカンド内野安打をもぎ取って先制点に繋げると、2打席はセンターオーバーの二塁打。さらにはレフト前、ライト前と広角に打ち分けました。「甲子園に行くのは当たり前だと思ってやっています。まずは上位決定戦で勝って、県でも勝っていきます」。兄が果たせなかった夢の舞台に向かって突き進みます。
初戦は4番・輿石悠斗のサヨナラ満塁本塁打で劇的勝利を飾った榛原。この日もミラクルは続いていました。4回が終わり、1対7。コールドも頭をよぎる中、ここから反撃を見せます。5回に前の試合と同様に満塁のチャンスで打席に立った輿石。「繋いでいくバッティングを心掛けた」とライト前安打。これが相手のミスを誘って、全走者が生還します。この回、一挙5点を奪うと、再び追いかける展開となった8回、9回にも畳みかけました。2試合連続の逆転勝利に「今のウチは神がかっている」と驚きの表情を見せる吉村敏博監督。一昨年は県大会出場も敗者復活戦で対戦チームがコロナの影響で辞退して地区大会で勝つことなく切符が転がり込みました。今回は正真正銘の出場権獲得。輿石は「県で1勝することが目標です」と嬉しそうな表情を浮かべていました。
<写真上/東海大静岡翔洋のエース・甘田圭澄から4安打を放った鈴木照季(島田商)>
<写真下/抑えで登板した今村優成が最後のバッターを抑え、笑顔を見せる捕手の輿石悠斗(榛原)>
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