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2023年8月20日 (日)

【秋季高校野球】富岳館が髙田監督就任後初勝利&加藤学園の注目1年生がデビュー!

秋季静岡県大会予選の3日目。愛鷹球場のレポートです!

<愛鷹球場・2回戦>
加藤学園 11-1 沼津商(5回コールド) 
富士宮北 12-2 下田(5回コールド)
富岳館 9-2 裾野・熱海(7回コールド)

08201_20230820191101 富岳館が髙田晋松監督就任後(2022年4月就任)、公式戦で初勝利を飾りました。「持てる力を全て出してくれた」と前任の静岡商では息子・琢登(横浜DeNA)を擁して東海大会に出場した実績を持つ髙田監督。最後の打者をアウトにしてコールド勝ちを決めると、ベンチで大きくガッツポーズを作って喜んでいました。
 打線は初回に先制し、3回には一挙3点を追加。コンパクトな打撃で逆方向に安打を重ねていきます。投げては左腕の小野柊斗が好投。ストレートの最速は101キロも、カーブとのコンビネーションが冴えていました。
 投手は丁寧に投げること。野手は強く低い打球を打つこと。髙田監督のもと、この2点に絞って取り組んできたそうで、その成果を見事に発揮しました。
 この試合で気になったのは熱海の左腕・西尾葵偉。180センチの長身があり、ヒジの使い方も柔らかい。体の開きが早く、下半身の使い方も課題はありますが、鍛え方次第で、無限に伸びる素材です。
 
08202_20230820192801 また、第1試合は加藤学園が好スタートを切りました。公式戦初登板となった1年生の山田晃太郎が4回を1失点。夏前の取材で加藤学園に伺ったときから「早く試合で見たい」と思っていた本格派右腕です。
 顔が小さくスラッとした投手らしい体勢に、バランスのいいフォーム、そしてコントロールの良さ。先輩の肥沼竣(現専修大)を彷彿とさせる楽しみな有望株が出てきました。今日のマックスは134キロ。体重増に比例して、間違いなく球速アップが見込めると思います。(編集部・栗山)

<写真上/富岳館の勝利に貢献した小野柊斗>
<写真下/本格派右腕として楽しみな山田晃太郎(加藤学園)>

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