【秋季高校野球】藤枝明誠、浜松開誠館、日大三島が東海大会へ!
<決勝戦>
藤枝明誠 15-3 浜松開誠館
<3位決定戦>
日大三島 5-4 聖隷クリストファー(延長10回)
藤枝明誠が3年ぶり3度目の優勝を飾りました。初回に4番・皆川晧也のタイムリーなどで2点を先制すると、2回には再び皆川が3点タイムリー。4回にも4点を追加し、大量10点のリードを奪います。投げては右腕の山田十三、左腕の日吉結雅が浜松開誠館の強力打線を3点を抑えました。大差での勝利に「開誠館さん相手にまさかこんな勝ち方をするとは…」と驚きの表情を浮かべた光岡孝監督。試合を重ねるごとに自信をつけていった選手の成長に目を細めていました。県大会5試合で3失策という堅守に、攻撃面では手堅く走者を送るバントの上手さ。まさに明誠らしい野球で頂点をつかみとりました。
東海大会出場の最後のイスをかけた3位決定戦は3時間31分に及ぶ大激闘となりました。日大三島が序盤に3点を先制するも、聖隷クリストファーがじわりじわりと追い上げる展開。4対4のままタイブレークに突入します。延長10回、日大三島は表を無失点にしのぐと、その裏、満塁から5番・佐野敬梧が冷静に押し出し死球を選び、サヨナラ勝ちを決めました。「まだチームが一つになることができていない。センバツに行くためにあと3週間練習していきたい」と佐野。3番手としてマウンドに上がり、6回を2失点に抑えた有望株の小川秋月も台頭しているだけに、3位からでもチャンスが大いにあるはず。東海大会での戦いぶりに注目したいです。(編集部・栗山)
<写真上/3年ぶりに優勝を決めた藤枝明誠ナイン>
<写真中/3安打4打点の活躍を見せた皆川晧也(藤枝明誠)>
<写真/押し出し四球を選んだ佐野敬梧(日大三島)>