【秋季高校野球】浜松工が10年ぶりのベスト8進出!
秋季高校野球は本日、3回戦16試合が行われ、ベスト8が出揃いました。
日大三島/駿河総合/浜松工/浜松開誠館/飛龍/聖隷クリストファー/常葉大菊川/藤枝明誠
愛鷹球場の第2試合は加藤学園と浜松工が対戦。浜松工がシーソーゲームを制して10年ぶりとなる秋ベスト8進出を決めました。
3点を追いかける5回。1番・小粥獅峯の右中間を破る2点タイムリー三塁打などで4点を奪って逆転。その後、6対6となり、迎えた8回でした。1死一三塁のチャンスを作ると、打席に小粥を迎えます。「球を待ったら負け。来た球を打った」と積極的な打撃で勝ち越しタイムリーを放ちました。県予選では1試合で5安打をマークしている好打者。今日も、シュアな打撃を存分に見せてくれました。
明日は今夏甲子園出場の浜松開誠館と対戦。「能力は相手の方が上ですが、自分たちは勢いに乗っているので、それを武器に立ち向かっていきたいです」。目標は東海大会出場、そしてセンバツ。大きな壁に対し、どんな打撃を見せてくれるのか注目です。
愛鷹球場の第1試合では、日大三島の1年生右腕・小川秋月が公式戦初先発。4回3分の2を1失点に抑えました。「東都京葉ボーイズ」時代にジャイアンツカップで準優勝し、「永田(裕治)監督のもとで学びたかった」と日大三島に入学。すでに139キロを計測。1年生でその数字も驚きますが、魅力はそのスケールの大きさ。185センチの身長があり、しかもフォームがしなやかで柔らさを感じます。
今日は初先発の緊張から、立ち上がりこそ球がバラつきましたが、徐々に指にかかるボールが増え、「小川がこれだけ投げることが出来たのは収穫だった」と永田監督も評価。筋肉量が増えたときに、どんなピッチャーになるのか。楽しみしかない逸材です!(編集部・栗山)
<写真上/3安打3打点の活躍を見せた小粥獅峯(浜松工)>
<写真下/公式戦初先発で役割を果たした小川秋月(日大三島)>
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