北駿BBCの剛腕&志太ナインBBCの大型捕手に注目!
昨日は昨夏全国優勝の東海大静岡翔洋中、来春の全国大会切符を獲得した志太ナインBBCと北駿BBCの3チームによる練習試合を見てきました。 第1試合は志太ナインBBCがタイブレークの末に4対3で東海大静岡翔洋中に勝利しました。3対3で迎えた7回に犠飛を放ったのが「4番キャッチャー」の平田健介。「絶対に打つんだという気持ちで打席に入った」と役割を果たしました。
東海大静岡翔洋中とは、新チーム後に一度、練習試合を行ったそうですが、そのときは敗戦。平田は「自分たちは来年、全国に出るプライドがあって、今日は負けたくありませんでした。勝ててうれしいです」と強豪撃破に笑顔。身長177センチ体重62キロの体を持ち、伸びしろも十分。肩が武器で、前日の測定会では二塁送球1.85秒をマークしたそうです。「まだまだ課題もあるので、来年の春に向けて頑張っていきたいです」。主将としてチームを引っ張るリーダーシップもありました。
続く、第2試合は北駿BBCの左腕・志村祥太に注目しました。秋の県新人野球大会を制した北駿BBC。その立役者とな ったのがエースの志村です。初回からエンジン全開。唸るような剛速球と曲がり幅の大きいキレのある変化球が冴え渡ります。リリースでボールを押し潰すような強さがあり、ズド~ンというイメージでキャッチャーミットに収まります。ただ投げるだけでなく、フィールディングも含め、トータルで完成度が高かったです。終わってみれば2安打完封勝利。この時期に、これだけの球を投げていれば、来年はどうなるのか。北駿BBCは野手陣も鍛えられているだけに、全国での躍進が期待が高まります。
また、来春の全国は逃していますが、東海大静岡翔洋中は能力が高い選手が揃っている印象でした。なかでも、3番打者の菊池蓮が走攻守で見せてくれました。シャープなスイングで安打を放って、快足を飛ばして進塁。中堅の首位範囲の広さも際立っていました。さすが、前チームからレギュラーを張るだけのことはあります。投手陣では2試合前のラストに投げた木野正太朗が気になった存在。パワー系の投手で、力でねじ伏せるストレートの強さがありました。(編集部・栗山)
<写真上/平田健介(志太ナインBBC)>
<写真下/志村祥太(北駿BBC)>
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