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2024年2月

2024年2月24日 (土)

【しんきんカップ】清水第七・第八中がベスト8進出!

 しんきんカップ県中学選抜野球大会の大会3日目。浜岡球場の第3試合は清水第七・第八中が対島・門野中を破りました(8対5)。

02241  序盤で5点のリードを許した清水第七・第八中。コールド負けも頭をよぎる中、諦めることなく、3回に同点とすると、続く4回には2死二三塁から5番・河原崎創介がセンター前に2点勝ち越しタイムリー。「ピッチャーを助けたかった」と、同じクラスで仲もいいというエースの鎌田浩史を援護します。その後、立ち直った鎌田は低めを丁寧に突く投球で流れを引き寄せます。3点リードで迎えた6回。二死満塁のピンチでは三塁を守っていた河原崎がマウンドに上がり、後続を断ちました。
02242 昨夏は単独チームで県大会に出場した清水七中は初戦で対島・門野中に大敗(1対13)。リベンジを果たし、勝利の瞬間は全員が大喜びしていました。次戦の相手は優勝候補の東海大静岡翔洋中。河原崎、鎌田ともに「翔洋中にも勝ちたいです」と意気込んでいました。

02243  今日の3試合を見て、もっとも気になったのは第1試合に登場した修善寺中の左腕・杉村玲二です。島田一・二中相手に4回まで1失点。5回に4点を失って敗れましたが、フォームのバランスの良さに魅力を感じました。下半身に粘りがあり、腕をしなやかに振ることができる貴重な選手です。1番打者としてはスイングがシャープ。体に俊敏性があり、背筋がピンと伸びた走り方も気に入りました。機会があれば、夏にまた見たいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/清水第七・第八中のエース・鎌田浩史>
<写真中/勝利に貢献した清水第七・第八中の河原崎創介(左)、鎌田浩史(右)>
<写真下/投打ともに楽しみな杉村玲二(修善寺中)>

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2024年2月19日 (月)

シニアの春季大会も開幕しました!

 軟式のしんきんカップに続き、シニアの南関東支部春季大会も昨日開幕しました。
 夏の大会のシード権や、ジャイアンツカップにつながるため、重要な大会となります。
02191  僕は浜松シニアのグランドへ。まず第1試合は浜松シニアと富士宮シニアが対戦しました。富士宮シニアが4回に1点を先制するも、浜松シニアは7回表に3番・櫻井佑、4番・田中恒宇の連続長打で逆転に成功。その裏は、3番手の左腕・柳本虎之介が3人でピシャリと抑えました。新2年生が中心のチームですが、粘り強く勝ち切った印象でした。一方の富士宮シニアは全体的に体が大きく、素材型のチーム。先発で好投した平野幸はストレートに力があり、2番手でマウンドに上がった鈴木知真は躍動感のあるフォームで、腕が吹っ飛びそうなほどよく振れていました。
02192  続く2試合目の沼津シニア対浜松南シニアも1点を争う好ゲームとなりました。2点を追いかける浜松南シニアは4回に同点に追いつくと、タイブレークの末に勝利しました。鈴木彰宏監督が「今日は彼のおかげで勝った」と名前を挙げるのが捕手の戸塚央祐。4回にレフト前タイムリーを放つと、守備面でも2投手を支えました。印象に残ったのはタイブレークの8回裏。一打サヨナラの場面を迎えますが、「弱気になったらダメだと思って、自分が引っ張るつもりでリードした」と、近藤悠輝をうまく乗せて、最後は三振にきってとりました。目標にしているのは、同シニアOBの鈴木叶。入団時は内野手で、中学の途中から捕手になったという共通点もあります。冬場のトレーニングの成果で肩が強くなり、この日は相手の試みた盗塁を刺し、また一つ自信を掴んでいました。
 沼津シニアは先発の酒井博生が気になった存在。オーバーとスリークオーターの中間の独特な位置から腕が出て、スライダーがよくキレていました。(編集部・栗山)

<写真上/同点タイムリーを放ち、ガッツポーズを作る櫻井佑(浜松シニア)>
<写真下/投手の近藤悠輝と勝利を喜ぶ戸塚央祐(浜松南シニア)>

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2024年2月18日 (日)

駿河台大の菊川キャンプを見てきました!

 今日はシニアの南関東支部春季大会の取材後(後日試合のレポートをアップします!)、菊川球場で行われている駿河台大のキャンプに伺いました。

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 昨年は2部落ちも経験しましたが、1シーズンで1部復帰を果たした駿河台大(東京新大学リーグ所属)。今キャンプには県出身の4選手が参加していました。
 まず新3年生の2人から。加藤学園出身の大谷正和は昨年ブレイクしたスラッガーです。高校時代は控え選手で3年夏は背番号20。それが大学入学後に能力が開花。パンチ力のある打撃に加え、二塁送球1.80秒を切るという鉄砲肩が首脳陣の目に留まり、2年春のリーグ戦の途中から「4番キャッチャー」として出場しました。ただ、秋のシーズンは捕手の守備を外れることが多く、「もう一度打てるキャッチャーを目指したい」と今日も必死に守備練習に取り組んでいました。
 小笠出身の左腕・三ツ井颯次郎は高校時代の最速120キロから現在は135キロに。インステップ気味の独特なフォームから投げ込む右打者へのクロスファイヤーが生命線です。2年春のリーグ戦では先発として登板。その後は腰痛に苦しんできましたが、回復傾向にあるとのこと。「まずは140キロまで球速を上げ、将来社会人でプレーできるまで頑張りたい」と意気込んでいました。
 新2年生の2人も楽しみです。御殿場西出身の山根周弥は右スリークオーターからのスライダーが武器。「森下(知幸)先生から教わったことを大学でも生かしていきたいです」。小笠出身の大石悠斗はアベレージヒッターで肩にも自信あり。「1年間で体重が5キロ増えて、スイングスピードが上がってきました」。ともにリーグ戦出場に向けて張り切っていました。
02182_20240218210301  ちなみに、昨年から助監督を務める松浦健介氏も静岡県出身。中学時代は「浜松シニア」でプレー。横浜高で4番打者、法政大では主将を務め、その後はJR東日本で活躍しました。JR東日本では現役引退後、堀井哲也監督(現慶應義塾大監督)のもとで長年マネージャーを務めた経験もあります。「松浦イズム」でどんなチームに成長していくか。注目していきたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/左から三ツ井颯次郎、山根周弥、大石悠斗、大谷正和>
<写真下/昨年から助監督を務める松浦健介氏>

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2024年2月17日 (土)

中学野球のしんきんカップが開幕しました!

 しんきんカップ県中学選抜野球大会が開幕しました。いよいよ球春到来ですね!
02171  島田球場の第1試合は3月の全国大会に出場する浜岡中と島田一・二中がいきなり激突しました。
 試合は島田一・二中が初回に1点を先制。3回にも2点を加えると、1年生左腕の牧野優月が好投を見せます。投球の7割を占めているという右打者の内角に鋭く変化するスライダーの精度が高く、外角にはこの冬に覚えたばかりのツーシームを投げ込んで相手打線を抑えていきました。コーナーに投げ分けられる制球力を持ち、腕がしっかりと振れていたので打者は打ちづらいと思います。6回に2点を失ったものの、「同点まではオッケーだと思って投げた」と1年生とは思えない落ち着きぶりも印象に残りました。
02172  続く、第2試合は三島北中がサヨナラ勝ち。7回無死までノーヒットに抑えらえていましたが、1番・西野元舵のライトオーバーの三塁打で突破口を開きました。打席での雰囲気が良く、スイングも強かったです。一方、可美・新津中は右腕の山本陸斗が力投。体全体を使ったフォームから力強いストレートを投げ込んでいました。
 第3試合は磐田東中の長身の1年生右腕・村松和飛にゾクゾクとしました。まず手足が長く、立ち姿がどことなく、同中学OBの髙須大雅(現明治大)に似ています。テークバックでいったん体を沈ませ、そこから腕を上げてくる02173のですが、フォームのタイミングがピタリと合ったときのストレートはえぐかったです。投球間が短く感じました。6回から遊撃に入ると、三遊間の厳しい打球を逆シングルで捕って打者走者をアウトに。この体で、この身のこなしができるのかと驚きました。齋藤和久監督によると、中学に入ってから本格的に投手を始めたとのこと。まさに伸びしろは青天井です。
 また、その村松に必死に食らいついていった富士根北・富士根南中も好チームでした。夏に向けての成長が楽しみです!(編集部・栗山)

<写真/上から牧野優月(島田一・二中)、西野元舵(三島北中)、村松和飛(磐田東中)>

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2024年2月 4日 (日)

2024年この選手を見逃すな!~稲垣喜紀(静岡理工科大→大阪ゼロロクブルズ)

 2024年、編集部注目の県内関連選手を紹介していく特集。第3回は今春より独立リーグの「大阪ゼロロクブルズ」でプレーすることが決まった強打の捕手・稲垣喜紀(静岡理工科大)です。

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02041  かつてリーグ戦で172連敗を喫した静岡理工科大。15年間に渡りチームの指揮をとり、苦しい時期を知る坂田義之監督は「NPBではないが、プロ選手を出すことが私の一つの目標でもあった」としみじみと語る。
 同大学、初のプロ選手となる稲垣。小学1年時から野球をスタートし、磐田東中では齋藤來音 (慶應義塾大→明治安田生命入社予定)とともにプレーした。同じ左の強打者として、齋藤が静岡高へ進むと、稲垣は地元の袋井高へ。中学3年時、県準優勝した先輩たちの姿に憧れた。
 高校では一塁や外野を守り、1年秋からレギュラーとして出場。成績的には県ベスト16が最高も、鋭いスイングを武器に中心選手として活躍した。高校通算8本塁打とパンチ力も秘めていた。その後、大学でも野球を続けようと思い、最終的に選んだのが静岡理工科大だった。正直、稲垣ほどの実力があれば、他の強豪チームでもやっていけたはず。それでも、自宅から通いやすく、「坂田さんがいい指導をしてくれる」という評判を聞いて静岡理工科大に進学した。
 入学して第一印象は「思っていたより、しっかり練習している」。「人数もいなし、勝てないと聞いていたので、最初はどうなんだろと思っていましたが、みんな勝ちたいと一生懸命にやっていました」。
 静岡理工科大は授業の関係で、朝の6時30分から8時30分まで全体練習を行い、あとは個々で時間を見つけて補っていく。そんな中、稲垣は1年時のオープン戦でマスクを被ったことで、捕手の面白さに目覚めた。扇の要としてチームを引っ張り、稲垣が在籍した4年間で通算22勝。坂田監督は「稲垣の力で勝った試合が何試合もあった。練習も私が監督になってから一番やった選手」と目を細める。
02042  大学3年春には打率.386をマークして捕手部門のベストナインを獲得。この時期を境に、「もっと上のレベルで勝負したい」、「やるならNPBを目指したい」と強い気持ちを持つようになった。「理工科大に来て、こういう環境でやらせてもらえたからそういう気持ちになれたと思う」と感謝の言葉を口にする。「中学の齋藤(和久)監督、高校の鈴木(彰洋)監督から学んだことを土台に、大学では自由な発想ができるようになり、本当の野球の面白さを知ることができました」。
 今年1月27日に、関西独立リーグの「大阪ゼロロクブルズ」と契約を結んだ。稲垣には、頑張ることのできるモチベーションがある。中学3年時に「1型糖尿病」を発症。当時、1カ月ほど入院し、今でも食事と就寝前の1日4回、インスリン投与を続けている。「同じ病気で苦しんでいる人に勇気を与えたい」と稲垣。昨年は左の上腕に見つかった良性の腫瘍が痛みが増して手術したが、リハビリは順調に進んでいる。「その全てを理解して契約してくださった球団に恩返ししたいです」。1年目から持ち味の打撃をアピールし、NPBへの扉を開く。(編集部・栗山)

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◆稲垣喜紀(いながき・よしのり)
2001年12 月1日生まれ、静岡県袋井市出身。小学1年時に「笠原スポーツ少年団」で野球を始める。磐田東中から袋井高に進学。1年秋からレギュラーとなり、2年夏と3年春に県ベスト16入り。大学入学後、1年時から出場し、3年春にベストナインを獲得した。172cm80kg、右投左打。

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2024年2月 2日 (金)

ヤマハの新人会見が行われました!

  本年度のヤマハ野球部新規加入予定選手5名の発表会見が本日行われました。 昨年12月に就任した申原直樹監督が目指すのは社会人トップクラスの守備力。「そのためのバランスのいい補強ができた」と話します。

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 投手は2人。吉本朝陽は最速150キロの力強いストレートを投げ込む右腕。投手ながら大学時代は主将を任され、昨秋チームを明治神宮大会に導きました。
 寺沢孝多は曲がり幅の大きいスライダーが武器のサウスポーです。星稜時代は3年夏の甲子園で準優勝。エース・奥川恭伸(現東京ヤクルト)に次ぐ2番手投手として好投を見せました。すでにチームの練習に参加する中で、「九谷(青孝) さんを見て、ピッチャーは球速が全てではないことが分かった」とベテラン左腕から刺激を受けているようでした。
02022  昨秋の東都大学リーグ2部でベストナイン(三塁部門)を獲得した小林寛弥は内野ならどこでも守ることができる高い守備力が持ち味。背番号は6。昨シーズン限りで現役を引退したヤマハのレジェンドで専修大の先輩にあたる青柳直樹さんの番号を受け継ぎます。青柳さんから「頑張れ」と声をかけていただいたそうで「青柳さんのように守備でも攻撃でもチームの役に立つ選手になりたい」と気を引き締めていました。
 今年は専修大からもう一人。大学時代にプロのスカウトも注目した西村進之介。3年秋に打率.409、4本塁打でブレイクし、プロ志望届も提出していました。シュアな打撃に、足と守備も高水準。三拍子が揃ったプレーヤーを目指していきます。
 桃谷惟吹は履正社時代の3年夏、2本塁打を放ち全国制覇に貢献したスラッガー。大学では3年冬に大学日本代表候補合宿にも参加しています。こちらも昨年、プロ志望届を提出。「ヤマハで日本一となり、プロに行きたい」と意気込んでいました。
 ヤマハにどんな新しい風を吹かせてくれるのか。期待のルーキーたちから目が離せません!(編集部・栗山)

<写真上/左から吉本朝陽、寺沢孝多、小林寛弥、申原直樹監督、西村進之介、桃谷惟吹>
<写真下/大学時代の小林寛弥。4年秋にベストナインを獲得した>

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◆吉本朝陽(投手/175cm80kg/右投左打/美里工~富士大/背番号20)

本人のコメント
「まずはケガを治し、チームのために活躍したいです」

◆寺沢孝多(投手/178cm80kg/左投左打/星稜~近畿大/背番号29 )

本人のコメント
「気持ちのこもった投球で、都市対抗優勝に貢献していきます」

◆小林寛弥(内野手/169cm77kg/右投右打/坂井~専修大/背番号6 )

本人のコメント
「打撃のパンチ力をつけて、1年目からチームの戦力になりたいです」

◆西村慎之介(外野手/181cm82kg/右投左打/栄徳~専修大/背番号0 )

本人のコメント
「1番センターを確保して、チームの優勝に貢献します」

◆桃谷惟吹(外野手/175cm85kg/右投右打/履正社~立命館大/背番号26 )

本人のコメント
「クリーンアップを任せてもらるようになりたいです。チームの日本一に貢献します」

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