【春季高校野球】静岡高・谷脇健心が公式戦初登板で完封!
春季高校野球県大会予選が本日開幕しました。
<焼津球場・2回戦>
藤枝明誠 8-0 島田
静岡 4-0 焼津中央
静岡農 7-6 藤枝西
焼津球場の第1試合は昨秋東海大会ベスト4の藤枝明誠が登場。島田の左腕・榊原蓮太朗の好投に苦しめられながらも計8点を奪ってコールド勝ちを決めました。最終回となった7回には、この春台頭してきたという左腕・杉山健斗(新2年)が登板。腕がぶっ飛びそうなほど鋭く振れて、ストレートが唸りを上げていました。この春を通してどんな投球を見せていくのか注目していきたいです。 続く第2試合は、静岡高の谷脇健心(新3年)が公式戦初登板で初完封を飾りました。9回を投げて、球数はわずか99。今日の焼津球場は何度も試合が止まるほど強風が吹き荒れていましたが、最速139キロのストレートと変化球のコンビネーションで抜群の安定感を見せてくれました。
昨秋も何度か谷脇の投球を見ましたが、一冬を越して下半身が大きくなった印象。体重が5キロ増えたそうです。昨年秋のラストの試合となった「オータムフレッシュリーグin静岡」で法政大相手に5回を無失点。池田新之介監督は「大学生相手でも自分のストレートで押せるという手ごたえをつかみ、いい形で冬の練習に入っていけたのではないか」と話します。
試合後、本人は「今日は状態が悪くて、ストレートが思うように投げられなかった」と反省していましたが、練習試合とは違う緊張感で投げ切ったのは次への自信につながるはずです。
そして、第3試合は静岡農が粘る藤枝西を振り切って勝利。1点を追いかける8回に6番・菅野智也(新3年)のタイムリーなどで逆転しました。(編集部・栗山)
<写真/完封を飾った谷脇健心(静岡高)>
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