【春季高校野球】遠江総合コールド発進&掛川工・福住が5回10奪三振!
今日は掛川球場で西部地区同士の試合を見てきました。
<掛川球場・1回戦&2回戦>
遠江総合 14-0 横須賀(5回コールド)
掛川工 12-0 浜松湖南(7回コールド)
第1試合は遠江総合打線が初回から爆発。1番・田光亨成(新3年)のレフトオーバーの二塁打を足掛かりに5点を先制。2回以降も手を緩めず、5回までに計14得点を奪いました。 打つだけでなく、常に次の塁を狙う積極的な走塁も光りました。
遠江総合の選手にとって、飯塚大祐監督と一緒に野球ができる最後の大会です。内地留学のため、4月1日からチームを離れることが決まり、発表のあった21日は選手全員が号泣したそうです。「申し訳ないという思いだった」と飯塚監督。そんな中で今日の試合は「練習通り野球を楽しもう」とチームが一つになっていました。
一番驚いたのは遠江総合の各選手の体格の良さ。私学の強豪校と比べても見劣りしないレベルです。トレーニングと食事。この2つに力を入れてきたことが分かりました。2塁打2本を放った4番の名越泰雅(新3年)は身長181センチ体重85キロ。第3打席ではあわやホームランというライトへ大ファウルを打ちました。新規格のバットも関係なしという感じのパワフルなスイングが印象的でした。
続く第2試合は掛川工の新2年生・福住光稀が5回を投げて無失点に抑えました。アウト15個のうち、三振が10個。角度のあるストレートが低めいっぱいのコースに決まり、カーブとのコンビネーションが抜群でした。
2歳上の兄の柚稀氏は常葉大菊川の投手として活躍。この冬に体重移動や足の使い方のアドバイスをもらい、安定感のあるフォームを身につけたとのこと。ただ、今日に関しては「コントロールにバラつきがあって40点です」と満足していない様子でした。この春に136キロは計測した本格派。 もう少し暖かくなってくれば、140キロを軽く越えてきても不思議ではないです。(編集部・栗山)
<写真上から名越泰雅(遠江総合)、福住光稀(掛川工)>
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