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2024年3月11日 (月)

【東海社会人・愛知大学野球対抗戦】プロ注目のヤマハ・沢山優介が6回無失点!

★3月11日 東海社会人・愛知大学野球対抗戦 岡崎レッドダイヤモンドスタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7
中京大 0 0 0 0 0 0 0 0
ヤマハ 3 0 4 0 0 1 10

<7回コールド>

(中)藤本、植松、上山、大矢、安藤、髙木-森瀬、江崎
(ヤ)沢山、金原-大本、東
▽本塁打=笠松(ヤ)
▽二塁打=永濱、相羽(ヤ)

 この対抗戦は過去2連敗中のヤマハ。今年は試合開始直後から「絶対に負けられない」というオーラが出ていました。
 初回に、矢幡勇人秋利雄佑網谷圭将の3連打で満塁とすると、5番・笠松悠哉のタイムリーなどで一挙3点を先制。さらに3回には笠松のレフトへの特大本塁打も飛び出して大量リードを奪いました。
03111_20240311201601  投げては入社3年目の沢山優介が圧巻の投球を披露。投じたボールの約9割がストレート。長い腕をしならせ、角度がありながらも、打者の手前でホップするような回転量の多い球で空振りを奪っていきました。
 この2年間はフォームに苦しみ、結果を残せずもがき続けていた沢山。昨年10月にブラジル代表に召集され、その際の最初のキャッチボールで感覚を掴み、それを今年になってからキープし続けているとのこと。持ち味の躍動感のあるフォームが蘇ってきました。
 3回には掛川西時代の1学年後輩の狩俣藍生(新2年)とも対戦。「意識しないようにしたが、自然と力が入ってしまった」と、「オリャ~」と声を出しながらギアが一段階上がり、この日、最速の147キロを計測しました。
 6回を投げ5安打無失点。スタンドで見つめるプロのスカウトの前で「去年のことを考えたら信じられない」と、本人も驚く急成長ぶりのアピールしました。それでも、まだまだここから。イメージ的にはやっとスタートラインに立ったばかり。ここから一気に覚醒してほしいです!
 一方の中京大は三島南出身の植松麟之介(新2年)が登板。3回2死一三塁の場面で登板すると、いきなりワイルドピッチで走者を還すも、打者はショートゴロに抑えました。球速は139キロをマーク。今年はリーグ戦での登板を期待したいです。(編集部・栗山)

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