【春季高校野球】沼津東が島田の好救援で県大会進出&大勝監督が富士宮東でラスト采配!
今日の愛鷹球場第3試合は沼津東と韮山の進学校対決。沼津東が12対5(8回コールド)で勝利し、県大会進出を決めました。
流れを引き寄せたのは、2番手で登板したサイド右腕・島田凌佑でした。4回に5点を失い、なおも2死三塁の場面でマウンドに上がます。「焦らず投げることができた」とライトフライに打ち取ってピンチを切り抜けると、その裏に味方打線が5点を奪い返して逆転に成功します。
すると、島田は直後の5回は三者連続三振。6回、7回、8回も無失点。今日は打者14人から8三振を奪って、許した安打は1本のみでした。特に印象に残ったは8回2死から三振をとったボール。一番得意という右打者のアウトコース低めに、この日最速の134キロの剛球を投げ込みました。
「伊豆市シニア」ではエースとして活躍した島田。ストライク先行で崩れることがなく、今はリリーフで存在感を発揮しています。フォーム全体に勢いがあるパワー型の変則右腕。沼津東はこの日、登板のなかった近藤秀太だけでなく、この島田も注目です。
第1試合は、富士宮東が日大三島相手に食らいつきました。最終的には1対8(8回コールド)で敗れたものの、初回に先制点を奪い、3回までは1対1。試合後、県の人事異動で、4月1日より富士宮北に異動する大勝良則監督は「最後まで頑張ってくれた」と選手を讃えていました。
大勝監督は富士宮東で6年間に渡って指揮をとり、2022年春には27年ぶりの県1勝に導き、勝又琉偉(現ロッテ)をプロに送り出しました。今度は甲子園出場経験のある古豪に赴任。どんなチームを作ってくれるのか楽しみです!(編集部・栗山)
<写真上/力強いストレートを投げ込んだ島田凌佑(沼津東)>
<写真下/富士宮東でのラストゲームとなった大勝良則監督>
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