【浜松北浜松西定期戦】公式戦未登板の青島が完封勝利!
★4月13日 第44回浜松北浜松西定期戦 浜松球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
浜松西 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
浜松北 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(西)青島-中村
(北)大石-田村
▽三塁打=鈴木真(西)
▽二塁打=宮澤夏(北)
44回目を迎える浜松北と浜松西の定期戦が浜松球場で開催されました。 先制したのは浜松西。初回、2死一塁から4番・鈴木真介(3年)がライト線へ三塁打を放ちます。さらに2回にはエラーで出塁した走者を3塁に置き、8番・齋藤悠成(2年)の二塁ゴロの間に走者が生還します。
浜松西の先発は青島真那翔(3年)。前半は毎回走者を許したものの、粘り強い投球でピンチを切り抜けていきます。ストレートの球速は120キロ台も、テークバックが小さく、それでいてベース上での球の強さを感じるパワーピッチャー。ブレーキのきいたカーブも効果的に使って相手を苦しめていきます。中盤を乗り越えて無失点のまま終盤へ。9回、最後の打者をファーストにフライに打ち取ると、快心のガッツポーズで喜びを表現しました。 これだけの快投を見せたのですが、実は公式戦での登板はこれまで一度もないそうです。昨年11月にヒジを故障し、冬の期間は外野でひたすら走り込み。「それで下半身が強くなりました」とまさにケガの功名で、土台が出来上がり、不安定だった制球がまとまるようになったとのこと。春の大会は登板機会がなく、「夏に向けて自分の力を試したかった」と臨んだ今日のマウンド。佐藤光監督は「ナイスピッチングだった」と褒め、本人も「まだボールの高さに納得はできませんが、自信にはなりました」と手ごたえを感じていました。
一方、浜松北の先発・大石誠(2年)も3回以降は得点を許しませんでした。緩いボールを巧みに使い、要所を締めた投球。11年ぶりの出場する春の県大会(20日開幕)でも持ち味を発揮してほしいです。(編集部・栗山)
<写真上/初回にタイムリー三塁打を放つ鈴木真介(浜松西)>
<写真中/最後の打者を喜ぶ青島真那翔(浜松西)>
<写真下/力投した大石誠(浜松北)>
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