日大国際関係学部が2季連続リーグ優勝!
大学野球の静岡リーグは日大国際関係学部が昨秋に続く28度目のリーグ優勝。東海地区大学野球春季選手権大会兼全日本大学野球選手権大会代表決定戦(5月25日開催予定・岐阜長良川球場)への出場を決めました。
勝てば優勝の決まる今日の大一番で好投を見せたのは林京平(3年)でした。立ち上がりからエンジン全開。ベース盤上での強さを感じるストレートが低めに決まり、5回まで無安打8奪三振。初回の3点の援護があり、スイスイと投げていきます。中盤以降は走者を背負いながら無失点に。9回1死で降板して完投はできませんでしたが、東海地区大会に向けて期待が持てる投球でした。
日大国際関係学部は、数年前の黄金時代のような強さが戻ってきました。「みんな勝負強くなってきている」と話すのは復帰2年目となる和泉貴樹監督。守備は簡単に得点を与えず、攻撃はコツコツと得点を挙げる。目指している野球が浸透してきているようでした。東海地区大会も勝ち抜き、県勢では2022年の静岡大以来となる全国出場を果たしてほしいと思います。
一方、勝てばプレーオフに持ち込むことができた静岡産業大。あと一歩及ばなかったものの、9回の土壇場から一挙5点を奪う猛攻は見事でした。「エンジンのかかるのが遅かった。悔しいけど良くやってくれた」と萩原輝久監督。この春、ケガから復帰した注目のスラッガーの渡邉笑生(3年)はDHで出場し、9回にライト前に気持ちで持っていく安打を放ちました。まだ本調子には程遠いですが、秋は1年時のような大爆発を見たいです。(編集部・栗山)
<写真上/2季連続優勝を決めて喜ぶ日大国際関係学部の選手たち>
<写真/好投した林京平(日大国際関係学部)>