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2024年5月

2024年5月12日 (日)

日大国際関係学部が2季連続リーグ優勝!

 大学野球の静岡リーグは日大国際関係学部が昨秋に続く28度目のリーグ優勝。東海地区大学野球春季選手権大会兼全日本大学野球選手権大会代表決定戦(5月25日開催予定・岐阜長良川球場)への出場を決めました。

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05122  勝てば優勝の決まる今日の大一番で好投を見せたのは林京平(3年)でした。立ち上がりからエンジン全開。ベース盤上での強さを感じるストレートが低めに決まり、5回まで無安打8奪三振。初回の3点の援護があり、スイスイと投げていきます。中盤以降は走者を背負いながら無失点に。9回1死で降板して完投はできませんでしたが、東海地区大会に向けて期待が持てる投球でした。
 日大国際関係学部は、数年前の黄金時代のような強さが戻ってきました。「みんな勝負強くなってきている」と話すのは復帰2年目となる和泉貴樹監督。守備は簡単に得点を与えず、攻撃はコツコツと得点を挙げる。目指している野球が浸透してきているようでした。東海地区大会も勝ち抜き、県勢では2022年の静岡大以来となる全国出場を果たしてほしいと思います。
 一方、勝てばプレーオフに持ち込むことができた静岡産業大。あと一歩及ばなかったものの、9回の土壇場から一挙5点を奪う猛攻は見事でした。「エンジンのかかるのが遅かった。悔しいけど良くやってくれた」と萩原輝久監督。この春、ケガから復帰した注目のスラッガーの渡邉笑生(3年)はDHで出場し、9回にライト前に気持ちで持っていく安打を放ちました。まだ本調子には程遠いですが、秋は1年時のような大爆発を見たいです。(編集部・栗山)

<写真上/2季連続優勝を決めて喜ぶ日大国際関係学部の選手たち>
<写真/好投した林京平(日大国際関係学部)>

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2024年5月 9日 (木)

専修大・廣﨑漣(浜松開誠館出身)がリーグ戦デビュー!

05091 浜松開誠館出身の廣﨑漣(専修大)が今日9日のリーグ戦でデビューを飾りました。
 立正大戦に「9番センター」でスタメン出場。第1打席で四球を選ぶと、第3打席はきっちりと送りバント成功。そして、第4打席にレフト方向に初安打を記録しました。
 昨夏の甲子園では投打に渡る活躍を見せた廣﨑。大学入学前に取材した際、「4年後に支配下でプロに行きたい」と話していますが、まずは好スタートを切りました。また、今日は同じ浜松開誠館出身の新妻恭介(中央大)も「7番DH」で初スタメン。ともに今後が楽しみです!

<写真/初出場で安打を放った廣﨑漣(専修大)>

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2024年5月 5日 (日)

【春季高校野球】加藤学園がタイブレークを制して連覇!

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 春季高校野球県大会の決勝戦は加藤学園が延長10回タイブレークの末に、静岡高を下しました(2対1)。昨年の春に続き、2年連続優勝となりました。
05052_20240505185401 今大会初先発の小澤亨彦は初回に1点を許したものの、「丁寧にストライク先行の意識で投げようと思った」と2回からはストレートが低めにビシビシと決まっていきます。すると、加藤学園は5回に相手のミスから同点に追いつきます。
 そして1対1で迎えた延長10回。加藤学園は表の守備を小澤が無失点に切り抜けると、その裏、先頭の5番・小室太陽が意表を突くヒッティング。「あれだけ野手が近づいてきたらバントは無理だろうと思いました」。ゴロを打てば抜けてくれるという確信を持った一打がセンター前へ。満塁にチャンスが広がります。
 1死後、7番・屋海州の打球はショートゴロで三塁走者はアウトとなりますが、捕手の一塁送球間に二塁走者の小室が一気に生還。50m6秒2の俊足を発揮して、勝利をもぎ取りました。

 一方、準優勝の静岡高は投手陣の層の厚さを印象付けた大会となりました。今日は2年生左腕の吉田遥孔が5回1失点とゲームを作り、その後にマウンドに上がった梅澤和茉増田煌太朗中野桜佑も安定。今日は登板がありませんでしたが、エースの谷脇健心は準決勝の浜松開誠館戦で完封しています。加藤学園とともに出場する東海大会も楽しみです。

 また、3位決定戦は浜松開誠館が勝利(9対2)。左腕の松井隆聖が8回を1失点。9回は身長190センチの伊波龍之介が141キロを計測して抑えの役割を果たしました。昨夏の優勝チームが、残り数カ月でどうチームを仕上げてくるのか注目です。(編集部・栗山)

<写真上/サヨナラ勝ちを喜ぶ加藤学園の選手たち>
<写真下/延長10回を一人で投げ抜いた小澤亨彦(加藤学園)>

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