二刀流マネージャーを取材!~掛川東・松下裕紀
先日、練習試合では主審を務め、試合前ノッカーも行うという掛川東の二刀流マネージャーに会ってきました。
松下裕紀マネージャーの存在を知ったのは今年5月。静岡市立と掛川東の練習試合のときでした。第1試合の試合前には元気よくノックを打ち、第2試合は審判着に身を包みキビキビと三塁審判を務める姿が印象に残りました。そこからすごく気になり、今回、あらためて本人を話を聞いてきました。 小学3年から野球を始め、菊川西中では「2番レフト」でプレーした松下マネージャー。高校はマネージャーとして入部すると、すぐに審判に興味を持ち、2年に上がる直前に全日本軟式野球連盟の3級審判員となり、今年6月には高野連主催の審判講習会にも参加したそうです。
一方で1年時から日々、ノックを打ってきたことが認められ、今年の春の大会後の練習試合からシートノックを任されるようになったとのこと。意識しているのは「試合に近い打球」だと言い、テンポの良さと正確性が目を引きます。
「世古(雄馬/監督)先生のノックを真似して、低めから救い上げるイメージで打っています。最初は(ノック時間の)7分以内に終わるのが難しかったのですが、夏大に近くなって収まるようになりました」 高校卒業後は教員を目指して大学に進学する予定。その傍ら、来年の夏は高野連の審判員としてデビューを目指しているとのこと。
「選手、監督、スタンドのお客さんの誰からも信頼されて、納得のジャッジができるようになりたいです」
今夏はノッカーとして、来夏は審判として。純粋に野球と向かっている姿勢が眩しかったです。(編集部・栗山)
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