伊豆総合の好投手・髙村玲央麻が静商に挑む!
夏の静岡大会は13日から2回戦。シード校が登場します。注目カードは「LOOK静岡朝日テレビ」のコラムで紹介しています。こちらもチェックしていただけると嬉しいです!https://look.satv.co.jp/content_column/column_cat/hightschool_baseball
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2回戦、個人的に気になっているのは静岡商と伊豆総合のカード。初戦で4安打完封を飾った伊豆総合の好投手・髙村玲央麻がシード校の静岡商にどんな投球を見せるのか。今週、伊豆総合のグランドに足を運び、調整具合を取材してきました。
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伊豆総合のグランドに着き、まず目に入ってきたのは一塁側に立つ五訓の石碑。伊豆総合の前身、修善寺工を強化した高橋三朗先生による「闘志無きものは去れ」という文字が記されています。
そんな石碑に見つめられながら、練習をこなしていく選手たち。昨年の秋、今年の春は部員8人ながら(他部からの助っ人を借りて)、勝利を挙げています。その中心にいるのがエースの髙村です。
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中学時代は主に三塁手。高校入学後に本格的に投手となり、球速を136キロまで上げています。
技術と精神面、両方で成長ができた2年半だったそうです。「軟式出身ということがあり、元々はヒジを押し出して投げるフォームでした。杉山先生(隆俊/監督)から投げ方を細かく教えてもらって、腕の振りと下半身のリズムが合うようになりました。あと、自分は周りがミスしてしまうとイライラしてしまう部分があって。でも、今は自分が抑えればいいんだと思うようになりました」
以前の髙村はとにかく体をフルに使い、全力で腕を振っている印象でしたが、今夏の初戦は力感がなくても球が伸びていました。杉山監督も「そこは一つ、目指してきたところ」と話します。ただ、本人は完封しても投球内容には決して満足していない様子。「変化球がもっと決まっていれば」と精度を上げる練習に取り組んでいました。
この夏、チームの目標は3勝を挙げること。「次も挑戦者の気持ちでぶつかって、しっかり勝ち切ります。3点以内に抑えることが目標です」と髙村。闘志をメラメラと燃やす右腕に注目です。(編集部・栗山)
◆髙村玲央麻[たかむら・れおま]
2007年2月1日生まれ、静岡県伊豆の国市出身。兄の影響で野球を始め、「伊豆長岡ウイングス」で県大会出場。長岡中では田方選抜に選ばれる。伊豆総合入学後、1年夏から登板。今夏は初戦の静岡東戦で4安打完封を飾る。最速は136キロを計測。50m走は6秒0で駆け抜ける。171cm64kg、右投右打。
<写真/3回戦進出を目標にする伊豆総合の選手たち>
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