« 【夏の静岡大会】常葉大橘が逆転勝利&駿河総合が先発全員安打で好発進 | トップページ | 【夏の静岡大会】静岡商が打撃戦を制してベスト16入り! »

2024年7月18日 (木)

島田樟誠の遊撃手・児玉がシード撃破へ意気込み!

 夏の静岡大会は20日から3回戦。注目カードは「LOOK静岡朝日テレビ」のコラムで紹介しています。こちらもチェックしていただけると嬉しいです!https://look.satv.co.jp/content_column/column_cat/hightschool_baseball

-----------------------------------------

07181_20240718153001
「スピードを生かして攻めの守りがしたい」と話す児玉

 3回戦、楽しみな選手の一人が島田樟誠誠の児玉合玄です。初戦で3安打を放つと、2回戦は1打席目に先制点につながるレフトへの二塁打。ここまでの2戦で出塁率7割を誇っています。1番打者としての働きに、「自分が泥臭くても塁に出れば、チームにいい流れができると思っている」と話します。
 1年前の悔しさを噛みしめながら臨んでいる大会です。昨年は3回戦で島田商と対戦。3回の守りの場面でした。1死一二塁からショートに飛んだ打球を失策。二塁走者の生還を許して先制点を献上します。結局、試合は1対2で敗退。先輩への申し訳なさと、自分の不甲斐なさに、試合後は涙が止まらなかったそうです。
 「もうこんな負けはしたくない」と、この試合を境に心のスイッチが入り、この1年は主将として必死にチームをまとめながら、自らの技術も上げてきたそうです。本人が成長点に挙げるのが守備。練習試合が終わったあと、疲労感がある中でも生駒基樹監督からのノックを受け続けてきました。
 魅力は50メートル走を6秒2で駆け抜けるスピード。二遊間や三遊間の厳しい打球に素早く追いついて、打者走者を刺します。遊び心があって、柔らかいハンドリングを生かしながらトリッキーなプレーができるところも児玉の才能の一つ。
 今夏のチーム目標は甲子園で1勝すること。3回戦で大きな壁として立ちはだかるのがシード校の浜松工です。「倒さなければならない相手」と児玉。強豪相手にも怯むことなく立ち向かっていきます。(編集部・栗山)

◆児玉合玄(こだま・がく)
2007年1月16日生まれ、愛知県名古屋市出身。年中からサッカーをプレー。小学5年時に姉の勧めで野球を始める。大曽根中時代は名古屋O&Kベースボールクラブ(旧名東野球道場)に所属。高校入学後、1年秋からレギュラーとなり、2年秋から主将を務める。172cm68kg、右投右打

07182_20240718153501

<写真/甲子園1勝を目標に掲げる島田樟誠の選手たち>

|

« 【夏の静岡大会】常葉大橘が逆転勝利&駿河総合が先発全員安打で好発進 | トップページ | 【夏の静岡大会】静岡商が打撃戦を制してベスト16入り! »

静岡県の高校野球」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【夏の静岡大会】常葉大橘が逆転勝利&駿河総合が先発全員安打で好発進 | トップページ | 【夏の静岡大会】静岡商が打撃戦を制してベスト16入り! »