【静岡県中学親善大会】藤枝選抜が優勝!
★8月7日 第41回静岡県中学親善野球大会 決勝戦 草薙球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
藤枝 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
島田 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(藤)大橋、青島-伊東
(島)今村-山内
第41回静岡県中学親善野球大会が6日と7日に開催されました。参加20チームの頂点に立ったのは藤枝選抜。2003年以来16年ぶりの優勝を飾りました。 決勝戦で好投を見せたのは先発の大橋拳聖(葉梨中)。ボールを前で離せるタイプの右腕で、打者のタイミングを微妙にズラして抑えていきます。7回途中まで投げて1失点の好投でした。大橋が球数制限の関係でマウンドを降りたあと、7回2死満塁のピンチからリリーフした青島悠斗(西益津中)も見事。ファーストゴロに抑えると歓喜の輪が広がりました。
今大会の藤枝選抜はタフなチームでした。前日の予選ブロックは天候の関係で富士球場から草薙球場に移動。試合終了は20時過ぎ。翌日の決勝トーナメントは9時プレーボールという中で、1日3試合を勢いに乗って勝ち抜きました。
ここからは2日間取材した中で、個人的に気になった選手をピックアップしたいと思います。 まず身体能力の高さに目を奪われたのは伊東選抜の飯田隼仁(対島中)です。中学入学後、ここまでの期間は野手としてプレーしてきたそうですが、この親善大会に向けて投手の練習をこなしたところ、直前の練習試合で133キロを連発(富士球場のスピードガン)したと聞き、興味がわきました。初戦は途中からマウンドへ。とにかく体が強さとバネが際立ち、178センチの長身を生かして思い切って腕を振り抜きます。この試合では打ち込まれ、まだまだ粗削りな部分がありますが、高校で145キロ以上を狙うことができる原石だと感じました。打席に立てばライト方向に打ち返して三塁打。足が長く、アスリート体型で走る姿も絵になっていました。
静岡B選抜の市川菖太(城山中)も今後、追いかけていきたい逸材です。「1番センター」で出場すると、「中学生でこれだけバットが振れるのか」と思わせるほど豪快にスイング。その馬力に圧倒されます。しかも足が速く、ベースの手前では勢いそのままにヘッドスライディング。アグレッシブなプレースタイルが奥村光一(西武)とかぶりました。
また、ダイナミックなフォームから力強いストレートを投げ込んだ剛腕の岡村俊紀(浜岡中)、滞空時間の長いフライを放ったスケール型の太田凌雅(附属浜松中)、打っても守っても野球センスが溢れていた遊撃手の森島輝友(天城中)も高校でどんな活躍をしてくれるのか注目していきたいと思います。(編集部・栗山)
<写真上/優勝を飾って喜ぶ藤枝選抜の選手たち、大橋拳聖(葉梨中)、飯田隼仁(対島中)、市川菖太(城山中) >
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