【秋季県予選】浜松西の柿澤が6回9奪三振!
昨日の磐田球場。第3試合では浜松西が3対0で浜松大平台を下して県大会出場を決めました。
注目したのは浜松西の先発・柿澤匡人(2年)。イタリア人の父を持ち、身長180センチから最速136キロのストレートを投げ込む逸材です。
ショートアームで腕を鋭く振るフォーム。初速と終速の差のないストレートで内角に切り込み、鋭く変化するパワーカーブも決まり、6回9奪三振。試合後は「チーム目標の甲子園1勝のために貪欲にやっていきたい」と冷静に語ってくれました。
浜松西は7回から登板の田川竜之介(2年)も3回を無失点と好投を見せ、さらに捕手の中村莞大(2年)は県トップクラスの肩を持つだけに、県でどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
第1試合は浜松日体、第2試合は浜名が勝利し、それぞれ県大会へ。浜松日体はスタメンのうち、6人が1年生という若いチームで、杉田享監督は「毎回、新たな発見がある」と話します。水窪中時代から気になっていた「4番キャッチャー」の遠見石侑平(1年)が2安打を放てば、野球センスに溢れる「5番ショート」の堀越慶司(1年)は5回に右中間を破る2点タイムリー三塁打。勢いと伸びしろのあるチームです。
浜名は期待の189センチ右腕・松下紘也(2年)が3点ビハインドの4回からマウンドへ。今夏は同じリリーフで登板するも、「チームを勢いづける投球ができなかった」との反省から、この日は気持ちを前面に出していき、味方の逆転勝利につなげました。投げれば投げるほど、球威が増していく印象があり、覚醒間近を感じました。(編集部・栗山)
<写真/柿澤匡人(浜松西)>
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