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2024年8月18日 (日)

【秋季県予選】星陵・川島がマダックス達成で加藤学園を撃破!

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 08182_20240818192801 愛鷹球場の第1試合。星陵対加藤学園の一戦は息詰まる投手戦となりました。星陵・川島陽斗(2年)、加藤学園・島田航佑(2年)。両先発の投げ合いで中盤に突入します。試合が動いたのは7回。星陵は3番・曽我賢伸(2年)のセンター前安打から1死二三塁のチャンスを作ると、6番・佐々木翔太(1年)の犠飛で1点をもぎとります。このリードを川島が最後まで守り切って6安打完封勝利。投じた球数は94球。今夏ベスト4の加藤学園相手にマダックス(100球未満で完封)を達成しました。
 「低めに集めることを課題にして投げた」と話す川島。最速138キロのストレートは力強さがあり、カーブ、スライダーも含め、ほぼ投げミスがありませんでした。
 夏の大会は初戦に先発するも、6回4失点で降板。独特の緊張感の中で思うようなパフォーマンスを発揮できず、チームも敗れました。その経験を生かし、今日は平常心で淡々と投げ切りました。相手の加藤学園には「静岡蒲原シニア」時代のチームメートがいましたが、「必要以上に意識しなかった」と安打を許しませんでした。
 試合後、星陵の齋藤肇監督は「まだ実感がわかない。これしかないという勝ち方だった」と興奮気味。「この1勝を無駄にすることなく、次もしっかり戦いたい」と気持ちを込めていました。その齋藤監督が「大きかった」と称賛するのが大木仁(2年)の三塁守備です。5本の三塁ゴロをさばいたのですが、特に初回の三塁強襲は抜けていれば長打となる打球。試合の流れを左右した好守備でした。(編集部・栗山)

<写真上/完封を飾って捕手の前林悠斗と喜ぶ川島陽斗(星陵)>
<写真下/決勝点のホームを踏んだ曽我賢伸(星陵)>

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