【秋季県大会】東海大静岡翔洋が乱打戦を制してベスト8へ
秋季高校野球県大会はベスト8が出揃いました。
東海大静岡翔洋/日大三島/常葉大菊川/桐陽/常葉大橘/聖隷クリストファー/掛川西/静岡商
磐田球場の第2試合、東海大静岡翔洋が17安打10得点の猛攻で磐田東を下しました(10対6)。
打線を牽引したのはトップバッターの伊藤龍榮(2年)です。「今日はボールが良く見えて、自分のポイントまで呼び込んで打つことができた」と4安打3打点の活躍を見せました。印象に残ったのは9回の第6打席。1死満塁から左中間に持っていく二塁打でダメ押しとなる2点を叩き出します。逆方向に「流す」というよりも「引っ張った」という感じの一打でした。「県ナンバーワンの1番バッターを目指している」と話す伊藤。本人が憧れているという西川龍馬(オリックス)を彷彿とさせるバットの面でとらえるイメージのスイングに50m走6.0秒で駆け抜ける足も魅力的な選手です。
東海大静岡翔洋は伊藤を含む、この日のスタメン4人が東海大静岡翔洋中3年夏に全国準優勝。その経験に加え、今大会2試合で25得点を叩き出して攻撃陣が好調です。準々決勝の相手は好投手・小川秋月を擁する日大三島。どう対峙するのか注目です。(編集部・栗山)
<写真/9回にタイムリー二塁打を放ってガッツポーズの伊藤龍榮(東海大静岡翔洋)>
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