【秋季県大会】聖隷クリストファーが注目1年生左腕・高部の好投でベスト4へ
秋季高校野球県大会はベスト4が決まりました。
東海大静岡翔洋/常葉大菊川/聖隷クリストファー/掛川西
ちゅ~るスタジアム第2試合は常葉大橘・秋山創大(2年)、聖隷クリストファー・高部陸(1年)の注目左腕対決となりました。
聖隷クリストファーは初回に5番・谷口理一(2年)のタイムリーで1点を先制すると、3回には4番・江成大和(1年)の2点タイムリーでリードを広げます。高部は序盤、「マウンドが合わなかった」と走者を背負ったものの、徐々に修正。最速137キロの強さのあるストレートを内外角に決めていきます。8回には1点を失い、さらに三塁打を浴びて2死三塁ピンチ。それでも動じることなく、最後は鋭いカットボールで三振を奪いました。するとその裏、自らスクイズを決めて勝利を手繰り寄せました。
「県大会に入って状態が上がってきている」という高部。夏の大会は1年生ながらリリーフでチームを支え、秋大会前の横浜高(神奈川)との練習試合では勢いのあるボールに「このピッチャーは誰だ」と周囲がざわついたそうです。
ここまでの県大会3試合をフルに投げ、許した得点は今日の1点のみ。無類の安定感を誇る左腕は「自分がチームを引っ張っていきたい」と東海大会切符をかけた次戦に視線を向けていました。(編集部・栗山)
<写真/1失点完投で勝利に貢献した高部陸(聖隷クリストファー)>
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