【三村杯】富士が2年連続優勝!
第35回三村旗争奪野球大会の決勝戦と3位決定戦が23日に明星山球場で行われ、富士が2年連続優勝しました。
★11月23日 三村杯 決勝戦 明星山球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
浜松南 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
富士 | 0 | 0 | 3 | 5 | 0 | 1 | 2 | 0 | × | 11 |
<3位決定戦>
三島南 4-3 桐陽
決勝戦は富士の横田英資(2年)の好投が光りました。17日の準決勝では桐陽を完封して自信を持って臨んだ決勝戦。この日も腕がムチのようにしなり、勢いのあるボールを投げ込んでいました。6回に1点を許し、7回には稲木恵介監督から「代わるか?」と聞かれたそうですが、「自分一人で最後まで投げ切りたかった」と完投を飾りました。
富士宮一中時代は主に一塁手。高校入学後、2年夏まではオーバーで投げていたそうですが、新チーム結成時に稲木監督からの提案もありサイド気味に腕を下げると、投球の幅が一気に広がって急成長。130キロ台中盤をマークする横の角度のストレートに、縦に落ちるスプリットも冴え渡ります。「来年は自分がエースとしてチームを引っ張っていきたい」と意気込む横田。今大会の優勝を冬へのモチベーションにし、2025年は主役に躍り出てほしいと思います。
3位決定戦は三島南が9回表に2点を奪って逆転勝利。先発の望月哲太(2年)が小さなテークバックから鋭く腕を振り抜いて相手打線を苦しめました。熱海中時代から注目されてきた左腕。ここまでは故障があり本来の力を発揮できていませんでしたが、「打線のいい桐陽相手に真っ直ぐで押せたのが良かった」と手応えを掴んだ様子でした。こちらも来年が楽しみです!(編集部・栗山)
<写真上/2連覇を飾った富士の選手たち>
<写真下/決勝戦で好投した横田英資(富士)>