駿河台大・戸田純太(静岡商出身)が挑む飛躍の2年目!
昨日は菊川球場で行われている駿河台大のキャンプを1日取材しました。昼の時間に特守で汗を流していたのが静岡商出身の戸田純太(新2年)。昨年、東京新大学リーグで新人王を獲得した注目内野手です。「高校生とはボールの質が違った」と、入学当初はレベルの高さに苦しんだそうですが、1年間を通して起用し続けた松浦健介監督からの期待に応え、レギュラーとして活躍しました。
転機となったのは秋のシーズン。開幕から9打数0安打と結果が出ず、「このままだと4年生に申し訳ない。次の試合で打てなかったら監督に言って外してもらおう」と悩んだ中で、1本のヒットをきっかけに計11安打、打率.289をマークしました。松浦監督からのマンツーマンでの打撃指導に加え、打席での考え方を学び、「少しずつ気持ちに余裕が出て、自分のスイングができるようになった」と成長を実感していました。
さらなるレベルアップへ。オフシーズンは「打って守れる選手」を目指して、二塁の守備を強化中。構え、キャッチングなど技術を基礎から見直し、守備の幅を広げているとのこと。今年の東京新大学リーグは、創価大の立石正広がドラフト1位候補として目玉的存在です。その立石が、本来の三塁から二塁に回る可能性がある中で戸田は「そこでベストナインを獲って、チームとしては上位に組み込みたい」と飛躍の2年目に向けて気持ちが入っていました。(編集部・栗山)
◇戸田純太(とだ・じゅんた)
2005年4月19日生まれ、静岡県静岡市出身。小学1年からソフトボールを始める。3年時から「服西フェニックス野球スポーツ少年団」でプレーし、中学は「島田ボーイズ」に所属した。主将を務めた。172cm75kg、右投右打。
<写真/昨年、新人王を獲得した戸田純太(駿河台大)>
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駿河台大は昨年、このブログで紹介した加藤学園出身の大谷正和(新4年)が「野球人生で初めて」という主将に就任しました。昨秋は全試合で「4番キャッチャー」で出場。明治神宮大会で準優勝した創価大相手に1勝を挙げて「1部でもやれる」と自信をつかんだそうです。「みんな力がついてきています。今年は優勝を狙いにいきます」と力強い言葉が聞けました!
<写真/主将を務める大谷正和(駿河台大>
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