【ボーイズ】浜松北ボーイズが初の全国へ!
2016年に発足した浜松北ボーイズ。創設10年目にして、初の全国切符をつかみました。
春季全国大会県支部予選の3試合の全てでコールド勝利。将来につながる強いスイングを実践し、2022年からチームの指揮をとる山道伸之監督は「やってきたことが結果になった」と安堵の表情を浮かべていました。昨年もタレント揃いで優勝候補でしたが、あと一歩全国には届かず。今年は個々の能力を伸ばしながら、細かいプレーも徹底することで、チーム力を上げてきたそうです。初の全国に向けて「チーム目標の全国制覇を狙っていくことに変わりない」と山道監督。今度は大舞台でどんな野球を展開するのか楽しみです!
<3月22日・準決勝/磐田球場>
浜松北ボーイズ 10-3 スルガボーイズ(5回コールド)
島田ボーイズ 6ー2 菊川ボーイズ
<3月22日・決勝/磐田球場>
浜松北ボーイズ 10-3 島田ボーイズ(6回コールド)
決勝戦で際立った活躍を見せたのは「4番キャッチャー」の渡邉健介。第1打席での左中間を破る先制タイムリー二塁打から始まり、第2打席でのライト前安打を挟み、第3打席は再び左中間へのタイムリー。4打数4安打5打点の大活躍を見せました。ヘッドスピードの速さは群を抜いていました。
優勝が決まった瞬間は「最高に嬉しかった」と渡邉。父の裕文さんは横浜国大からヤマハでプレーした技巧派右腕で都市対抗には9年連続で出場。まさに「社会人投手」というイメージで、上手さのある投手でした。守備でもそんな父譲りの配球術で投手陣を引っ張っていました。
浜松北ボーイズでは準決勝で三塁打を含む2安打を放った堀内陽登も気になった存在。コマのように素早く回転するスイングで、内角低めの厳しい球にも柔軟に対応。足も速く、センターでの守備範囲の広さも目を引きました。
一方、準決勝は逆転勝利で決勝戦に勝ち進んだ島田ボーイズ。3連覇は叶いませんでしたが、鈴木亨監督は「夏までに力をつけていきたい」と巻き返しを誓っていました。
(編集部・栗山)
<写真上/初全国を喜ぶ浜松北ボーイズの選手たち>
<写真下/タイムリーを放ってガッツポーズの渡邉健介(浜松北ボーイズ)>
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