注目左腕・内藤優央(静清)が昨春甲子園出場校相手に登板!
今日は豊川対静清の練習試合を取材。『静岡高校野球2025春号』でピックアッププレーヤーとして紹介した長身左腕・内藤優央が、昨春の甲子園出場校を相手にどんな投球を見せるのか楽しみに、豊川のグラウンドまで足を運びました。
相手の先発はプロ注目の中西浩平。この対決を見届けようと、4球団5人のスカウトが集結しました。その中で内藤は5回4失点と苦しい内容ながら、4回と5回は無失点に抑えてマウンドを降りました。試合後、「今のままでは全然通用しないことがわかった」と悔しさを滲ませつつ、今月22日の初戦(対島田商)に向けて「もう一度冬にやってきたメニューをこなし、状態を上げていきたい」と前を向いていました。
昨年と比べると、下半身と上半身の連動性が高まり、フォームのバランスが向上した印象。一言でいえば、よりスムーズな投球動作になっています。この日の最速はプロのスピードガンで138キロでしたが、暖かくなればさらなる球速アップが期待できそうです。特に、右打者の内角低めに決まるクロスファイヤーは角度があり、分かっていても手が出ないボールでした。
静清の野手陣では、シートノックから気になったのが遊撃手・植田青空。一連の動きが軽やかで、肩の強さも際立っていました。打撃でも4回に中西から右方向へクリーンヒット。もう一段階、体全体にパワーがつけば、さらに面白い存在になりそうです。(編集部・栗山)
<写真/豊川相手に登板した内藤優央(静清)>
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