【春季高校野球】富士&沼津商の新2年生投手が好投!
春季高校野球の静岡県大会予選2日目。昨秋は初戦敗退で県出場を逃した富士高と沼津商が初戦を突破しました。
両チームともに活躍を見せたのは新2年生投手。富士高は1点ビハインドの流れが悪い中、4回途中から左腕の渡邉伸哉(新2年)がマウンドに上がります。「とにかくストライク先行でいこうと思った」と渡邉。 球の出どころが見づらいフォームから低めをつく投球で5回2/3を無失点(被安打2)に抑えました。
冬の期間のトレーニングで体重が5キロ増加。それに伴い、球速も120キロ台の中盤まで伸び、武器のカーブやスライダーが生きてきている様子。県出場切符がかかる次戦もカギを握る選手になりそうです。
沼津商は最速137キロ右腕・秋津奏空(新2年) が市立沼津を完封しました。「ストレートが今ひとつだった」と、今日の愛鷹球場のスピードガンでは120キロ台止まりだったものの、身長177センチを生かして角度があり、スライダーとのコンビネーションで相手打線を封じていきました。
「静岡裾野シニア」出身で、当時はBチームがメインだったそうですが、沼津商入学後は1年秋から登板。しかし、昨秋の県予選では中盤まで好投するも、終盤に自らのバント処理のミスなどがあって失点。チームも敗れて悔しさを味わいました。その反省から冬は投げること以外の練習も徹底的にこなし、今日の快投につなげました。
次戦の相手は加藤学園。「自分の持ち味のコースをつく投球で絶対に勝ちたいです」。肩回りが柔らかく、本格派らしい投球スタイル。さらに球速を上げ、県を代表する投手になってほしいと思います。(編集部・栗山)
<写真/上から渡邉伸哉(富士高)、秋津奏空(沼津商)>
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