【春季高校野球】桐陽、7回コールド勝ち 鈴野が好投を見せる
今日は春季県高校野球県予選の上位決定戦が行われました。昨年、センバツの「21世紀枠」県推薦校に選ばれた桐陽は沼津商と対戦。投打が噛み合い、7対0で7回コールド勝ちを飾りました。
先発の鈴野佑月(3年)は7回を内野安打2本に抑える好投を見せました。オフ期間のトレーニングの効果で最速が5キロ上がり、シーズン明けに136キロを計測。「軽く投げても球が伸びるようになってきた」と成長を感じ、この春はエースナンバーを背負っています。今日はそのストレートの走りが今一つと感じるや、変化球主体の投球に切り替えるクレバーさも発揮。雨の降る悪条件の中、四球は1つと制球も安定し、新井晶登監督は「期待通り、持ち味を発揮してくれた」と評価していました。
桐陽は昨秋ベスト8進出の立役者となった右腕・望月佑哉(3年)に加え、この鈴野が一本立ちしたことで2本柱を形成。一方の打線は今日の試合で1番・鈴木陸翔温(2年)と4番・鈴木琉樹空(3年)の「鈴木兄弟」がともに3安打を放つなど上り調子。春のチーム目標である「県ベスト4」に向けて、形が整ってきている印象でした。(編集部・栗山)
<写真/7回を2安打に抑えた鈴野佑月 (桐陽)>
| 固定リンク
「静岡県の高校野球」カテゴリの記事
- 【春季高校野球県大会】打たせて取る新星 浜松商・山口祐誠、静高撃破の立役者に(2025.04.26)
- 【春季高校野球県大会】日大三島・小川秋月、今季初先発で完投勝利!(2025.04.20)
- 【春季高校野球県大会】浜名が主将・井岡の活躍でシード獲得!(2025.04.19)
- 【春季高校野球】桐陽、7回コールド勝ち 鈴野が好投を見せる(2025.04.06)
- 【春季高校野球】加藤学園の山田晃太郎が自己最速更新146キロで17奪三振!(2025.04.05)
コメント