【春季高校野球県大会】聖隷クリストファーが初V!
春季高校野球の県大会。決勝戦は聖隷クリストファーが桐陽を3対1で下して初優勝を飾りました!
★5月5日 第72回春季東海地区高等学校野球静岡県大会決勝戦 草薙球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
聖隷クリストファー | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
桐陽 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 0 |
(聖)上田-武智
(桐)鈴野、袴田-亀田
▽三塁打=渡部(聖)
▽二塁打=鈴木琉(桐)
聖隷クリストファーは2回、相手のミスに乗じて1点を先制。7回には3番・渡部哉斗(3年)のタイムリー三塁打で2点を追加しました。このリードを、今春の県大会初先発の上田一心(3年)が最後まで守り切りました。初回のピンチをしのぐと、波に乗っていきます。スリークオーター気味の腕の振りから、自己最速を更新する138キロのストレートを軸に、終始スキを見せませんでした。
上田にとっては、まさに背水の陣でした。下級生の頃から登板機会を得ていたものの、思うような結果を残せず、その間に1学年下の高部陸(2年)が台頭。大事な試合で投げ続ける後輩の姿を見て、「一人で投げさせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだった。自分が情けなかった」と振り返ります。冬の間はとにかくトレーニングに励み、球速アップに取り組んだ結果が、今日の快投につながりました。「とにかくチャンスをいただいたので、闘志を出して全力で投げました」。そう話す苦労人の目には、うっすらと涙が浮かんでいました。
一方の桐陽は常葉大菊川、日大三島を破っての決勝進出。今日は先発の鈴木佑月(3年)が7回を2安打に抑える好投。8回から登板した袴田大駕(2年)は140キロを計測し、2回を無安打。準決勝で好投した望月佑哉(3年)も含め、投手陣の充実ぶりが際立ちました。(編集部・栗山)
<写真/公式戦初完投初完封を飾った上田一心(聖隷クリストファー)>
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