清水桜が丘の2年生・永野泰大~兄の背中を追いかけて夏へ挑む
今春の東都大学野球の入れ替え戦で駒澤大の1部昇格に大きく貢献したのが、日大三島出身の永野陽大です。2試合で8打数6安打と大暴れ。持ち味のパンチ力と、ここ一番での勝負強さを存分に発揮しました。秋から神宮球場を舞台に、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。 そんな兄のプレーを目に焼き付けながら、この夏のブレークを誓うのが、弟の永野泰大です。清水桜が丘の2年生で、この春からレギュラーを務めている有望株。今回の入れ替え戦も動画でチェックしたそうで、「兄はチームの勝利のためにやるべきことをしっかりやっていました。自分も見習いたいと思います」と、刺激を受けた様子でした。
25日に行われた練習試合では「1番・ショート」で出場。第1打席はセカンドゴロでしたが、50m走6秒3の俊足を生かして内野安打に。第2打席ではレフトオーバーの二塁打、第4打席でもレフト前に安打を放ちました。印象的だったのは、兄譲りとも言える体幹の強さ。軸で回転しながら、バットのヘッドがよく走ります。打撃で悩むと、兄に動画を送ってアドバイスをもらいながらレベルアップを重ねてきたという永野。「今はバッティングの調子も上がってきています。夏は3年生のために、自分にできることをしっかりやりたいです」と意気込んでいました。(編集部・栗山)
◆永野泰大(ながの・だい)
2009年1月10日生まれ、静岡県静岡市出身。兄の影響で小学1年から野球を始める。4年時まで「西奈南野球スポーツ少年団」に所属し、5年時から「西奈少年野球スポーツ少年団」でプレー。竜爪中から清水桜が丘に進んだ。170cm62kg、右投右打。
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