【夏の静岡大会】2回戦の主役はこの男だ!③~岩田葵(静岡学園)
12日、13日はシード校が登場する2回戦が行われます。編集部が注目する第3回の選手は剛腕・岩田葵(静岡学園)です。
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★初戦で146キロを計測した剛腕
今年に入って、目覚ましい成長を遂げている右腕だ。
沼津高専との初戦では、6回から登板。静岡学園は前半に4点のリードを奪っていたが、5回に一挙6点を許して逆転される展開となった。「流れを変えたい」とマウンドに上がったものの、力みから思うような投球ができなかった。本人は「6、7割の力しか出せなかった」と反省。それでも4回を投げ1失点、6三振を奪って、9回には自己最速となる146キロを叩き出した。
長谷川直樹監督によると、飛躍のきっかけは昨年秋の敗戦だったという。県大会3回戦で桐陽と対戦し、先発した岩田は2回で6安打4失点と打ち込まれ、無念の降板。「そこからですね。考え方が変わって、取り組みにも変化が出てきました」(長谷川監督)
自分のことだけでなく、周囲を見ながら研鑽を積む中で、自然とレベルも上がっていった。さらにオフシーズンには肋骨を骨折。ケガの功名で、投球練習ができない分、下半身を重点的に鍛えることができ、しっかりとした土台が出来上がった。今春の県予選では2日連続で好投を見せ、県大会出場に大きく貢献。球速も140キロ台前半までアップした。
★プロ野球選手を目指して
5月からは2回に渡り、千葉県市川市にある「株式会社ネクストベース」を訪問。科学的なアプローチから投球フォームのアドバイスをもらい、自分に合ったトレーニング方法も学んだ。投げるごとに球速は1キロずつ上がり、夏の1週間前には145キロを計測。この夏の目標である「150キロ」も、決して夢物語ではないところまできている。
「スピードは県でナンバーワンになることが目標です。三振を奪って、チームにいい流れを持ってこられるピッチングがしたいです」。
NPB2球団のスカウトも視察に訪れており、「この夏次第で志望届を出すか決めたい」と現段階では進路を一旦保留しているが、プロを目指す思いに変わりはない。
心技体が充実し、今がまさに伸び盛り。2回戦以降も目が離せない存在となりそうだ。
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◆岩田葵 (いわた・あおい)
2007年11月8日生まれ、静岡県静岡市出身。7歳のときに「静岡駿河野球スポーツ少年団」で野球を始める。捕手で県大会出場。長田西中時代は「静岡葵ボーイズ」に所属。高校では1年秋から登板。今夏はエースナンバーを背負う。176cm81kg、右投右打。
<写真上/2回戦に向けて調整する岩田>
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