肩で魅せる大型ショート 浜松学院興誠・門倉眞治朗に注目!
秋季高校野球県予選2日目は磐田球場へ。注目したのは第1試合に登場した浜松学院興誠の遊撃手・門倉眞治朗(2年)です。
「大型で肩の強いショートがいる」という情報を耳にし、まず秋の段階でチェックしておきたいと思っていました。シートノックから、「来て良かった」と目が釘付けになりました。捕球後のスローイングは、一塁へ向かって一直線に伸びていきます。3年生を含めても、肩の強さだけなら県内トップレベルの遊撃手だと感じました。
2回の守備ではゴロを一度弾きましたが、すぐに体勢を立て直して素早く一塁送球。しっかりアウトを奪います。2番打者として打撃面は3打数1安打(2四球)。第2打席では鋭いスイングでセンター前へクリーンヒットを放った一方で、本人は「甘い球をとらえ切れなかった」という反省点も口にしていました。
この日はリリーフとしてマウンドにも上がりました。力みがあったのか制球は安定しませんでしたが、1年秋に記録した最速137キロというストレートには確かな力強さが感じられました。
高校入学後は1年間投手としてプレーし、その後、他選手の故障をきっかけに2年春から遊撃を本格的に守り始めたとのこと。吉田道監督は「このサイズでショートを守れるのは非常に価値が高い。いずれは三遊間の深い位置からでもアウトにできるような選手になってほしい」と期待を寄せています。
中学時代は「相模ボーイズ」に所属し、一塁手の控えだった門倉。当時のチームメート・江成大和(聖隷クリストファー)はこの夏、甲子園出場を果たしました。その姿を見て「自分も甲子園に行きたい」という思いが強くなったと言います。 「守備では打球を予測しながら強肩を生かして確実にアウトを取るところを、打撃ではスイングスピードと長打力を見てほしい」と話す門倉。瞬発系の課題などまだ伸ばすべき点はありますが、ここからの1年でどこまで成長するのか。今後も継続して追いかけていきたい素材です。(編集部・栗山)
<写真/門倉眞治朗(浜松学院興誠)>
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